タグ: 申請・承認

部門

  • 東邦ガスネットワーク株式会社(協議設計課)

    東邦ガスネットワーク株式会社(協議設計課)

    ⽉間500件の申請を完全デジタル化!⼯数削減&印刷・郵送コストゼロを実現

    東邦ガスネットワーク株式会社(協議設計課)

    一般ガス導管事業 など

    全社の申請業務、部門別の事務業務

    この事例に関連するプロセス改善記事

    会社や部⾨の役割について

    東邦ガスネットワーク株式会社は、都市ガス供給を通じて地域の⽣活と産業を⽀えるインフラ企業です。「導管部他⼯事センター協議設計課」は、外部設計会社からの各種申請や協議依頼を受け付ける窓⼝業務を担っています。

    そのうち具体的な業務の⼀部として、「ガス管の出図依頼」や「ガス管の埋設物調査」に関する申請を受け付け、必要な情報を社内の担当部⾨に展開し、調査・確認後に回答を返す業務を⽇々⾏っています。

    業務における課題感

    協議設計課では、⽇々の業務に加え、業務フローの全体的な⾒直しや改善、各種ツールの導⼊・運⽤に取り組んでいます。これまでも、現場で実際に業務を回す中で感じた課題を踏まえ、効率化や⾒える化の⽅法を模索してきました。その中でも特に、⽉に500件を超えることもある申請対応業務において、紙やメール中⼼の運⽤に限界を感じていました。

    東邦ガスグループ全体でもDX戦略の⼀環として業務のデジタル化が重視されており、部⾨としても具体的な推進に取り組む必要性を強く認識していました。

    この記事の目次

    Questetra BPM Suite 導⼊前の課題

    申請対応業務について、以前は申請を紙で受け付けていました。

    申請者は記⼊・印刷・郵送します。当社側ではそれを受け取り、確認、社内展開、そしてまた紙で回答書を出⼒・送付するという流れでした。このフローでは、個々の作業に時間がかかるだけでなく、郵送にかかるリードタイム、印刷やファイリングの⼿間、保管スペースの確保など、⾮常に⼤きな業務負担がありました。

    ⽉間500件以上の申請では、事務的な対応だけで膨⼤な時間を費やしていました。また、どの案件がどの段階にあるのかを把握しづらく、進捗の⾒える化や対応のスピードアップも課題でした。

    Questetra BPM Suite を知ったきっかけと選定理由

    業務フローの⾒直しを検討する中で、複数のツールを⽐較しました。

    その中で Questetra BPM Suite は、業務プロセスを図式化して設計できる点や、クラウドで運⽤できる点が⾮常に魅⼒的でした。

    加えて、別部⾨で10年ほど利⽤されているという実績もあり、安⼼して導⼊できると感じました。

    特に⼤きかったのは、ノーコードでワークフローアプリを構築できる点です。これにより、IT部⾨に依頼することなく、現場の業務を熟知している私たち⾃⾝で⾃由に設計・調整が可能となり、迅速な改善に繋がると感じました。

    また、申請者が利⽤するWebフォーム機能が⾮常に分かりやすく、「誰でも迷わず⼊⼒できる」と感じられたことも、選定の⼤きな理由となりました。

    Questetra BPM Suiteによる解決と導⼊の流れ

    まずは「出図依頼」と「埋設物調査」の2業務からデジタル化に着⼿しました。

    業務フローを整理し、プロセスとして定義した上で、それぞれを Questetra BPM Suite 上でワークフローアプリ化しました。

    申請者にはWebフォームを通じて⼊⼒してもらい、その内容が⾃動で社内の関係部⾨へ割り当てられる仕組みになっています。担当者は割り当てられたタスクを処理することで、⾃動的に次の⼯程に進みます。

    これにより、従来の紙・メール・電話でのやり取りがほぼ不要になり、業務のスピードと正確性が⼤きく向上しました。

    また、各⼯程の進捗状況はリアルタイムで可視化されるため、業務全体を把握しながら⼀貫した対応が可能になりました。

    導入効果

    定量効果

    ⽉間500件以上の申請を完全にデジタル化したことで、印刷や郵送に関わる作業(封筒の⽤意・郵送物の追跡・保管など)が不要になり、⽉間で数⼗時間規模の業務時間を削減できました。

    加えて、印刷代や郵送代といったコストもゼロになりました。

    定性効果

    Webフォームが⾮常に分かりやすいため、導⼊後は申請者からの問い合わせがほとんどなくなりました。

    以前は「この項⽬はどう書けばいいのか?」といった問い合わせが多かったのですが、現在では⼀切ありません。

    また、「来社不要で申請・回答まで完結するのがありがたい」という声も多く、エンドユーザーの利便性が格段に向上しました。業務スピードも向上し、「すぐに対応してもらえるようになった」と喜ばれています。

    Questetra BPM Suiteの便利な機能

    特に便利だと感じるのは、Webフォームのカスタマイズ性の⾼さです。フォームに⼊⼒された情報は必要な形式で取得できるため、社内処理がスムーズになります。

    また、進⾏中案件のステータス管理機能が標準で利⽤できるため、現在どの⼯程にあるのかが⼀⽬で把握でき、対応漏れの防⽌にも繋がっています。

    クラウドサービスであるため、外出先からでも確認・対応が可能となり、時間や場所に縛られない柔軟な運⽤が可能になった点も⼤きなメリットです。

    同様の課題を抱える企業へのメッセージ

    紙やメール中⼼の業務に限界を感じている企業の⽅には、まずは⼀度 Questetra BPM Suiteを試していただきたいです。ノーコードでワークフローアプリを構築できるため、現場主導で業務改善を進められます。

    また、Questetra 社のサポート部⾨カスタマーサポート部⾨からの⽀援もあり、導⼊のハードルは思ったよりずっと低いと感じています。私たちも最初は「本当にうまくいくのだろうか」という不安がありましたが、今ではなくてはならないツールになっています。

    まずは⼀つの業務からでも構いません。始めてみることが、次の⼤きな成果に繋がると思います。

    ※ 本事例は取材当時の情報です。

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  • Work Request Flow

    Work Request Flow

    Summary

    Purpose :
    Various processes to request work

    Key points :
    Tasks can be proceeded while “confirming” the contents of the work.
    You can “send back” tasks.

    Scalability and versatility :
    Work request → submission → approval process

    WorkflowApp diagram

    eye-catch-work-request-flow

    Details

    Records and manages work requests and completion reports. The requester appoints the request destination and inputs the work contents and desired completion date at the [1. Input Request] Step. Employees who have been appointed carry out the requested work and report the completion at the Step of [2. Work on Request]. The advantages are the status of work can be known, records are preserved, performance can be appraised and requests are visualized.

  • Purchase Request flow

    Purchase Request flow

    Summary

    Purpose :
    Manage purchase requests from application to order, delivery, and payment

    Key points :
    Purchase amount conditions can be set, Progress status can be monitored

    Scalability and versatility :
    Accumulation of data related to a series of processes and purchases for all types of goods purchases

    WorkflowApp diagram

    Details

    This section manages the process from purchase request application to order, delivery, and payment. When a purchase is approved at the [2. Judgement] Step, it proceeds to the order processing. If a money transfer is required after placing an order, it proceeds to the [5. Bank Transfer] Step in parallel with the [4. Delivery Confirmation] Step, which manages statuses such as “Order processing” and “Delivery waiting” so you can check the progress of your order.

  • 本田技研工業株式会社

    本田技研工業株式会社

    全社DXで業務の断捨離と効率化を実現。年2,600時間の削減に成功した業務も

    honda-OPG

    本田技研工業株式会社

    1948年(昭和23年)

    連結 197,039 名 単独 33,065 名

    ※2023年3月末時点

    二輪車(オートバイ)、四輪車(自動車)およびライフクリエーション事業(汎用製品:耕耘機・芝刈機・除雪機・発電機・船外機)

    全社の申請業務、部門別の事務業務

    この記事の目次

    導入後 1年経過:2023年8月

    DXで業務の断捨離と効率化の実現へ

    どのような背景で、Questetraをご活用されていますか?

    Honda ではデータやデジタル技術を活用し、より良い製品やサービスを提供するため、社内のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を推進しています。事業やモノづくりの業務プロセスをはじめ、社内業務のプロセスを見直し、DXを進めることで、既存業務の効率向上と新価値の創造拡大を目指しています。

    その中で、事務業務のDX化は重要なテーマです。DXによる合理化で捻出した時間を本来ヒトが行うべき創造的業務に使うことを目指して改革をすすめています。まず私たちが取り組んだのは、自分たちの業務を整理し、役割と作業(タスク)を明確化することでした。人とシステムそれぞれが得意な作業を処理することで業務効率や品質がさらに向上します。また、将来的には人工知能の活用を目指しています。人工知能の実現のためには、人と人工知能が得意な業務を整理しておく必要があります。

    複雑化する業務の整理には業務プロセスの可視化が最も重要です。ワークフローツールとして帳票の電子化を行うシステムは複数存在しますが、スイムレーン(処理担当者)ごとにタスク(作業工程)が整理されており、ワークフロー図で可視化されているサービスはあまり存在しません。「標準化されたルールに則ったワークフローであり視認性が良い」「作成したワークフロー図をそのままシステムとして稼働させられる」などが、業務改革の最重要項目と考え、国際標準(ISO19510)であるビジネスプロセスモデル表記法(BPMN:Business Process Model and Notation)でワークフロー図が作成できるQuestetra BPM Suite(以下、Questetra)を選びました。

    Questetra で作成したワークフロー図を、そのままワークフローアプリ(システム)として稼働させることが可能です。システム化構築支援者やチェック者はワークフロー図を見るだけで、システム化する前に業務の課題ポイントも見えてきます。そのため、業務整理とシステム化による合理化を同時に行うことで、根本的な改革に近づきます。また、運用しながらの小さな改善を積み上げることも可能でアジャイル的な開発も実現可能です。

    選定ポイントは何でしょうか?

    全ての部署、社員のワークフローの構築や複雑な事務プロセスの改革に活用できる点です。事務部門の悩みはシステム部門が一旦作ったシステムの改修は大がかりとなるため、変更ができず使いにくい状態を強いられることがあります。また、そもそもシステム開発の順番が回ってこず、紙の申請から抜け出せないといった基本的な悩みがありました。そのため、誰もが自分でワークフローアプリを作成・メンテナンスできる必要がありました。

    Questetra はプロセスの視認性が良いだけではなく、ノーコードでのシステム開発が可能です。このように開発学習コストが低い点が選定ポイントとなっています。また、簡単な紙の承認業務のDX化だけではなく、複雑化する業務プロセスのDX化も今回のDXのターゲットになっています。複雑なワークフローの整理には、BPMNに則ったワークフロー図が描け、視認性と共通認識が重要です。Questetra では、複数部署や担当者、システム処理が混在する複雑なワークフローアプリも容易に作成でき、タスクや業務の見直しを Questetra のアプリを構築しながら実現することが可能になりました。

    さらに Questetra は、外部クラウドサービスとのAPI連携が可能です。Honda では Microsoft 製品などのサービスを利用しています。Questetra と Microsoft 製品のエクセルやシェアポイントとの連携は保存や転記の工数を削減できるため、選定の重要なポイントでした。また、入力したデータ項目をPDF化し、簡単にメールに添付して送付できることも、頻度の高い業務として選定ポイントの一つとなっています。

    どのような業務に利用されていますか?

    社内の申請業務やレビューが必要な業務など、様々な業務で利用しています。

    申請業務については、ソフトウェア利用、研修受付、社用車利用、総務の申請などHondaの事務処理全般で利用を開始しました。

    業務例として、社内向けFAQ構築が挙げられます。同業務では、事務局が頻度の高い質問を設定し、該当領域の担当者に「回答素案作成」のタスクが割り振られます。その後、レビュアや校正担当者に「レビュー」「校正」タスクが順次割り振られ、完成したFAQがグループウェアに自動投稿され関係者に最新情報として共有されます。今後、校正や翻訳業務などをAIに置き換え、更なる効率化を狙っています。

    導入効果をお教えください

    Questetra を利用することで、業務プロセスの可視化がすすみ、業務の断捨離や合理的なプロセス検討、業務の分担作業による効率化が実現しました。例えば、前述のFAQ管理業務の場合、本来は回答素案作成者やレビュアが集まり、会議によって業務を進める必要がありました。しかし、Questetra を利用することで、担当者間のタスクが明確になり、またタスクの受け渡しは自動化され、業務関係者は各自のペースで効率的に作業を進められるようになりました。メールを使った受け渡しで生じる、メール記載の手間もなく、割り当てられたタスクに集中することができます。よくある、未読メールとしての埋没もなくなり、確実にタスクが遂行されるようになりました。さらに事務局は、どこでタスクが滞っているのか確認ができるため、進捗状況把握も可能になりました。

    このほかの事例として、総務の申請書の中には、委託先への業務依頼を伴う申請があります。マイクロソフト内に構築したフォルダーへ申請書を自動格納し、そのフォルダーを委託先と共有を開始しています。いままでエクセル帳票に転記したり、メールで申請された添付書類をフォルダーにアップロード保管したり、メールで委託先に送付したりしていました。これらの煩雑な作業を Questetra で自動化することで、データの一元管理と効率化の推進が可能となっています。

    このような事務業務のDX化は、次世代の改革を見越したデータ利活用や人とAIの融合など本質的な改革の素地づくりも狙って推進しています。

    今後の方向性をお教えください

    社内のあらゆる事務業務で Questetra の活用をすすめています。全社員自らワークフローアプリを作成し、変化する業務に対して柔軟に対応できるように、社内での教育体制を確立しています。そのため、スキルレベルに応じた講習会の実施や、エキスパートによる支援・相談の窓口・利用者同士のコミュニティーなど、多様な支援体制を構築しています。

    申請した誰もがワークフローアプリの構築が可能な環境を提供しています。一方で、誰もが使える環境のため、設定間違いから生じる予期せぬ障害を最小限にしつつ、構築ノウハウを伝授する確認会を行っています。また、この確認会は別の側面もあり、DXのエキスパートがプロセスを確認することで、より合理的なプロセス提案や理解しやすいUIの構築をすすめています。この様に業務部門に対し、プロセスの改革とDXの進化を同時にすすめ、改革の加速を促しています。

    今後も Questetra をコアな基盤として、外部のマイクロサービスとのAPI連携や人工知能へのタスクの置き換えなど行っていき、多様なHondaの業務に対し短期間に様々な対応を行っていきたいと考えています。

    Honda は、独創的でチャレンジする企業文化を大切にしています。当たり前と思っている無駄な慣習的な業務も「聖域無き見直し」により、DXとして身近な改革を積み上げることで、若さや創意工夫の風土を今一度現場に波及させ、その風土を製品に還元していきたいと考えています。Questetra によるプロセス改革は、Honda の改革を担う重要なサービスの一つとして考えています。

    ※ 本事例は2023年8月時点の情報です


    導入後 3年経過:2025年7月

    DXの民主化が生み出した成果と生成 AI との連携

    Questetra BPM Suite の活用状況や プロジェクト全体の進捗をお教えください

    3年間で1,000アプリを展開、サプライチェーン全体に定着

    導入から約3年が経ち、 Questetra BPM Suite で作成されたワークフローアプリは約1000件に達しました。製造・営業・管理などの各部門に加え、二輪・四輪・汎用の各事業部など、サプライチェーン全体で利用されています。

    導入当初から「1000アプリの作成、月間10万プロセスの稼働」を目標に掲げていました。シミュレーション段階で、この水準まで利用が拡大すれば十分な効果が得られると見込んでいたためです。

    現在、目標に沿ってDXプロジェクトは順調に進展しており、効果についても「1プロセスあたりの効果」をシミュレーションベースで積み上げて評価しています。

    非エンジニアでも使いやすく、現場で利用が広がる

    現場で高く評価されているのは「非エンジニアでも扱いやすい」という点です。維持管理やメンテナンスが容易であり、複雑な業務フローも直感的に設計できます。実際に製品を使い込んだユーザは、自然と“ファン”になり、自分たちでMS Officeとの連携やPDF自動生成などを実現し、業務プロセスを主体的に管理できるようになっています。

    教育とルールによるガバナンスの確立

    Questetra は「誰でも簡単にアプリが作れる」という強みがあります。その反面、”野良アプリ”が多発して管理が難しくなるリスクもあります。

    そこでHondaではアプリ作成者向けの教育にも力を入れてきました。基本的な作成方法に加え、ルールや禁止事項などのガバナンスも教育プログラムに組み込まれています。利用開始時には最低3時間の研修を受講してもらうことで、「利用者が責任を持って使う」ことを徹底し、利便性とガバナンスの両立を実現しています。

    具体的な成果があればお教えください

    年間45,000件のメールを削減、2,600時間の効率化

    運営側(DX事務局)としても興味深い例を1つ挙げてみます。ある業務では、従来メールで行っていたやり取りをワークフローアプリに切り替えたことで、年間45,000件のメールをゼロ化しました。これにより、属人化や担当者不在による業務停滞といった問題が解消され、時間換算で約2,600時間の工数削減につながっています。

    収集した情報は自動的に起票され、プロセスがスタートします。事務局が確認後、26ものSwimLaneの担当者に業務が割り当てられ、効率的に進行します。以前は、全体の進捗状況の把握や、担当者不在時の業務停滞など、属人的な運用が課題でした。

    また、生成 AI を組み込むことで、対象業務かどうかの閾値を数値で判断し、適切な基準まで下げる取り組みも進めています。導入時には理解を得るのに苦労した場面もありましたが、アジャイルに改修を重ね、進化できる仕組みとして定着しています。

    生成 AI とBPMSの連携についての活用事例を教えてください

    社内問い合わせ対応の自動化

    DX事務局では、社内のDXに関する全ての問い合わせを受け付けています。Questetraのアプリで受付から回答送信、履歴参照までを一元管理する仕組みを構築し、運用しています。

    以前は別システムで受け付けた問い合わせをメールへ転記して回答しており、履歴管理も煩雑でした。Questetra で管理することで、転記作業や複数システムを行き来する手間が解消され、問い合わせ対応にかかる工数を大幅に削減できました。

    また、各ツール担当や推進支援担当者など、多様なエキスパートが回答者として担当し、多様な問い合わせにも迅速に対応できる体制が整いました。

    問い合わせ用アプリには生成 AI が組み込まれており、生成 AI は4つの機能を担っています。

    • 問い合わせの要約(内容把握が難しい場合の理解補助)
    • 問い合わせの分類(運営側の意図に沿った分類が可能に)
    • 回答作成(約4割は繰り返しの質問のため、即時回答)
    • 問い合わせ内容の事前チェック(回答者が理解できる内容かを事前に確認)

    これらの機能により、生成 AI を利用した回答の精度が向上しています。正しい問いが正しい回答を導くという点で、人と同様の効果が得られています。

    今後の方向性をお教えください

    利用業務の拡大と生成 AI 活用

    オペレーション作業(事務作業)の Questetra 化(ワークフローアプリ化)は大きく進展しました。今後は、製品開発領域への活用と生成 AI の組み込みが重要と考えています。製品開発領域のさらなる合理化は必須です。全社レベルの業務は基盤開発として多くのツールが導入・運用されていますが、開発現場レベルのプロセスやアイデア創造など、さらなる取り組みが求められます。

    また、Questetraの利点である「担当者ごとに生成 AI を設定できる」価値を活かし、定型業務のAI化を推進することが重要です。現在はチャット形式でのAI利用が進んでいますが、今後はQuestetraのプロセスに組み込み、効果の定量化や品質向上を目指していく必要があります。

    開発の現場では、Questetra は「申請書を作るためのツール」として認識されがちです。しかし、本質的には業務プロセスそのものを進化させ続けるためのプロセス管理基盤です。個々の作業を単に電子化するだけではなく、改善サイクルを回し続けられる点にこそ価値があります。また、そのプロセスを管理する能力は、業務品質やスピードの差となって現れ、結果として組織としての競争力の源泉になると考えています。

     Questetra を「誰でも業務アプリを改善し続けられるプロセス管理基盤」として再定義し、開発現場というイノベーティブな領域でも改善やアイデアを継続的に形にしていくことが、今後のチャレンジです。

    今後も生成 AI を中心とした製品開発改革が進むと考えていますが、その基盤となるDXがあってこそのAI活用です。最初の一歩であるプロセス改善は、今後も継続して取り組むべき重要なテーマです。

    ※ 本事例は2026年3月時点の情報です

    同業種の導入事例

    • 日本軽金属株式会社
      日本軽金属株式会社

      進捗の見える化で変わる品質保証。業務改善が回り続ける仕組みへ

    • 本田技研工業株式会社
      本田技研工業株式会社

      全社DXで業務の断捨離と効率化を実現。年2,600時間の削減に成功した業務も

    • NKKスイッチズ株式会社
      NKKスイッチズ株式会社

      ワークフローアプリで、タスクの受渡しを自動化。多くの部署/担当者が関わる業務の可視化が実現。

    • 三信電気株式会社
      三信電気株式会社

      年間350件の受発注業務と年間1,500件の申請業務をペーパーレス化。入力ミスや手間を軽減し、管理コストの50%を削減。

  • 株式会社クリエイティブホープ

    株式会社クリエイティブホープ

    多品種を扱うBtoB大手メーカーの受注決裁フローを改善。HubSpotとQuestetraで唯一無二のシステムを構築。

    株式会社クリエイティブホープ

    2002年

    1. ビジネスコンサルティング、Webコンサルティング業務
    2. WebサイトおよびWebシステムの企画・設計・構築・運用業務
    3. 新規事業開発業務

    マーケティング、製造・開発、申請・承認

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    この記事の目次

    顧客企業の受注決済業務で利用


    (写真右から)Growth Hackチーム 植之原様、リーダー篠原様、徳廣様

    当社のお客様である大手メーカー様(以下、お客様)で受注決裁の業務でご活用いただいています。

    具体的には、営業担当様が希望する受注金額を申請すると、上司や経理/管理部門などに回覧される「受注決裁フロー」です。当社では、お客様向けにHubSpotを中心としたプラットフォーム構築を支援しておりました。Questetraは、HubSpotと連携した受注決裁システム/ワークフロー基盤としてご活用いただいてます。

    アナログ作業やシステム間の未連携に課題

    主な課題は、アナログ作業が多発していた点や、受注決裁フローの運用に必要な情報/機能が不足していた点でした。

    以前は他社の受注決裁システムとHubSpot(SalesHub)を利用していました。しかし、両システムは連携していませんでした。そのため、情報やタスク受け渡しのため、書類のPDF化や印刷が発生していました。

    また以前の受注決裁システムでは、決裁/承認された際の背景や条件などの情報が記録されていませんでした。そのため、収支改善のための過去検証の際、参照情報がなく検証できない状態でした。

    ワークフローについては、HubSpotにも簡単な機能はあります。しかし、部署をまたぐ複雑なフローは実装できませんでした。

    システム連携・ワークフロー化で複雑な受注決済フローを実現

    HubSpotとQuestetraの連携により、情報やタスク受け渡しの多くが自動化され、PDF化や印刷の必要がなくなりました。

    Questetraではプロセス情報が記録されています。そのため、受注決裁フローの各プロセスにおいて、担当者のコメントや承認条件などの判断履歴が参照できます。これらを定期的にエクスポートすることで、受注決裁を検証し、収支改善に取り組むことが可能になりました。

    また、Questetraでは、作成したワークフロー図通りに業務が遂行されます。そのため、予め規定されたルール/順番通りに関係者に回覧される受注決裁フローが実現しました。

    具体的には、申請価格や商品カテゴリー毎に対応した受注決裁フローを組めました。また、営業部のみならず、経理部門や管理部門など関係部署全員が処理できる受注決裁フローができました。

    これら以外にも当社では、Questetraで様々な工夫に取り組むことで業務効率化が実現しました。

    例えば、タスク処理画面上に、商品原価や実績、申請価格に対する営業利益などが表示されるようにしました。これにより決裁者の判断ミスが軽減されました。また、管理部門はこれらの情報を自ら調査する必要がなくなったため、業務効率が上がりました。

    また、「締め切り」機能で回覧の滞留を軽減しました。承認フローによっては、承認は不要だが一定の役職以上に回覧させたいケースがあります。しかし、単に回覧すると承認されるまで業務が滞留してしまいます。そこで、「締め切り」機能を利用し、設定時間が経過した後、次のステップに自動的に遷移するフローとすることで、このようなケースに対応できました。

    様々なワーフクローニーズに対応していきたい

    HubSpotとQuestetraの連携の可能性について、期待を語られる篠原様

    本事例以外にも、「見積作成承認フローを作りたい」「イベント受付以降の事務手続きをフロー化したい」など、HubSpotユーザー様からのご相談が増えています。今後は、このような複雑なワークフローへのニーズに、Questetraを利用してお応えしていきたいと考えています。

    Questetraは、入力数値の計算結果をリアルタイムに画面上に表示させることが可能です。本事例では、決裁価格に対する想定利益などが自動計算され、画面上に表示されるようにしています。ただし、複雑な計算については、原価/実績データを前処理した上でQuestetraに取り込んでいます。今後、Questetra内でSQLのようなより複雑な処理ができるようになれば、適用できる業務範囲が更に広がると期待しています。

    ※ 本事例は2022年9月時点の情報です

    同業種の導入事例

  • 三信電気株式会社

    三信電気株式会社

    年間350件の受発注業務と年間1,500件の申請業務をペーパーレス化。入力ミスや手間を軽減し、管理コストの50%を削減。

    三信電気株式会社

    1951年

    連結 584名

    ※2024年3月31日時点

    集積回路・半導体素子・一般電子部品等のエレクトロニクス部品及びOA機器、通信機器、映像機器等の電子機器の国内販売・貿易。

    並びにマイクロコンピュータの応用ソフトウェア開発、セミカスタムLSI(ゲートアレイ)のシミュレーション開発

    製造・開発、会計・経理、申請・承認

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    この記事の目次

    受発注管理や残業・在宅勤務などの申請業務に利用

    三信電気株式会社では、国内外のメーカーから半導体や電子部品を仕入れ、主に国内家電メーカーに販売しています。また、組込ソフト開発事業やソリューション事業も展開しています。ソリューション事業では主に、基幹系業務システム向けのセキュアなネットワーク環境を構築させていただいております。主な顧客として、国内家電メーカーをはじめ、官公庁や自治体などが挙げられます。

    Questetra は、組込ソフト開発に関する受発注管理と、開発部門内の残業や在宅勤務などの申請業務に利用しています。

    受発注管理では、開発原価に関する見積決裁や、開発の外部委託決裁、組込電子部品の仕入管理、開発進捗管理、納品管理、売上管理を行っています。これらの業務には、開発担当者や営業担当者、仕入担当者、各部門長に加え、外部委託先である協力会社が関わっています。

    紙・エクセルでの管理による非効率さが課題だった

    受発注管理では、申請や見積、注文、納品について、紙が利用されていました。そのため、金額など同じ内容を複数のシステムやExcelファイルに入力する必要があり、転記間違いが発生していました。また、書類の印刷や保管に関する手間と費用がかけられていました。加えて、社内の承認スピードが遅いことが課題でした。申請者と承認者が社外にいることがあり、申請から承認までの紙による押印に長い場合は数日かけられていました。

    案件の進捗管理では、案件に関わる全ての部門の状況を各担当者に確認する必要がありました。そのため、全体の進捗状況を把握するまでに、時間や手間がかけられていました。

    Questetra導入で管理コストの50%を削減

    今まで紙で行っていた申請や見積、注文、納品を Questetra で行うようにしました。これにより、書類作成のために複数のシステムやExcelファイルへ入力していたデータを、Questetra 一箇所に入力すればよくなりました。また、入力項目のうち単価などの固定された項目は、予め設定された数値が自動的に入力されるようにしました。その結果、不必要な入力が減り、入力ミスや手間が軽減されました。保管用の書類のうち見積書や注文書、納品書は、PDFファイルとして自動的に生成されるようにしました。Questetra はクラウドサービスなので、社外での申請や承認を簡単に行えるようになりました。これにより、社内に申請書が滞留することがなくなり、申請から承認までの業務時間が短縮されました。

    進捗管理については、データが Questetra 内で一元管理されるようになりました。そのため、グラフィカルな画面で、各案件の進捗、案件が滞留している工程の状況が確認されるようになりました。

    受発注管理の他にも、開発部門内の残業や在宅勤務などの申請や承認の管理をQuestetra で行うようにするなど、管理面や効率面の観点から様々な業務のワークフロー化を推進しています。

    受注前の案件管理業務に展開予定

    受注前の案件管理業務でも利用したいと考えています。

    案件の受注後、開発部門では開発人員を確保する必要があります。そのため、開発部門内で案件の状況を予め把握できると、体制準備が容易になります。現在は、案件規模や受注確度、案件ステージなどを表計算ソフトで管理しています。

    今後は、このような案件管理業務にも Questetra を利用することで、更なる業務効率化を図りたいと考えています。

    ※ 本事例は2021年6月時点の情報です

    同業種の導入事例

    • 日本軽金属株式会社
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      進捗の見える化で変わる品質保証。業務改善が回り続ける仕組みへ

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      ワークフローアプリで、タスクの受渡しを自動化。多くの部署/担当者が関わる業務の可視化が実現。

    • 三信電気株式会社
      三信電気株式会社

      年間350件の受発注業務と年間1,500件の申請業務をペーパーレス化。入力ミスや手間を軽減し、管理コストの50%を削減。

  • 株式会社JTBグローバルアシスタンス

    株式会社JTBグローバルアシスタンス

    受注・購買・人事に関する意思決定業務において、決裁前の複数の協議処理を並列化し意思決定のスピードを5倍に改善

    株式会社JTBグローバルアシスタンス

    1990年

    303名

    ※2022年4月1日 時点

    BtoBtoC市場における企業向け会員制アウトソーシング事業

    人事・総務、申請・承認

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    この記事の目次
    業務改善を推進する総務チームのみなさま

    株式会社JTBグローバルアシスタンスは、金融業界・損保業界・旅行業界をメインに、多くのクライアント企業様と契約し、その契約企業様の大切なお客様をサポートする事業を展開しています。クライアント企業のお客様に対して、国内・海外の旅行に関するコンサルティング、旅行に関する様々な情報提供、旅行中のトラブル解決、旅行先での観光案内などのサービスを提供しています。

    24時間365日のコールセンターと、国内外56都市のネットワークという大きな強みを活かし、これらのサービスを提供する体制を構築しています。

    意思決定スピードが5倍に

    Questetra は、受注・購買・人事に関する意思決定(稟議)業務を中心に活用しています。

    Questetra の利用を検討することになったきっかけは、ビジネス環境の変化に素早く対応できるように、意思決定のスピードを最大限に高めたいという要求が大きくなったことです。これまでの紙による運用を改善することについて、グループ内の企業に相談したところ Questetra が推薦されました。

    意思決定のフローでは、協議書(稟議書)が作成され「決裁」されるまでに、いくつかの「承認」と「協議」が行われます。「協議」は関係部署の部長が、協議書の内容を確認し、自部署の立場から意見を添える工程です。

    「承認」「協議」には複数の人物が関与し、「決裁」されるまでに多くの人が関わっていました。紙の協議書が関係者間を行き来するため、「決裁」されるまでに1週間から10日ほどの期間が必要とされていました。

    Questetra を活用することで、協議書の内容が電子的に関係者間で受け渡しされるようになりました。これだけでも、検索性の向上、過去の協議データの再利用など、かなり大きな効果が出せますが、意思決定のフローを抜本的に見直すことで、意思決定までの期間を大幅に短縮することができました。

    従来は、総務部長が協議者(複数)を決定し、協議者から協議者に順番に協議書が渡されていました。Questetra では、協議書の情報が複数人の協議者に同時に届き、それぞれの協議者はいつでも「協議」工程を処理できるようにした(並列化した)のです。

    この結果、複数の協議者による「協議」工程がすべて処理されるまでの時間が大幅に短縮されました。現在では「決裁」が当日中または翌日には完了するようになりました。

    紙からの移行による、監査時間の短縮・安全性向上のメリットも

    Questetra の活用により意思決定スピードが大幅に向上(5倍以上)しましたが、他にも大きな効果を挙げています。

    ひとつは、業務監査・会計監査にかかる時間が短縮されたことです。受注業務や購買業務については、意思決定の記録が細かにチェックされます。従来の記録はすべて紙でしたので、監査の際には、何冊もの協議書ファイルを並べ、その中から監査対象の情報を探していました。Questetra を使っている今では、PC 上で検索すればすぐに情報が見つかります。

    もうひとつは「安心感」の向上です。特に人事に関する意思決定においては、機微な情報が扱われるため、情報公開前の漏洩などに注意しなければなりません。紙の運用では、機微な情報が記載された「協議書」の保管場所を確保することに気を遣います。また、承認者・協議者が別のオフィスにいる場合には、「協議書」を社内便でやり取りしていました。運搬の間に情報が漏れたり、紛失したりするのではないか、という不安もありました。Questetra で人事関連の意思決定がされるようになってからは、人事の協議に関する情報が社内便で運搬されることはなくなり、このような不安はゼロになりました。

    さらなる活用へ向けて

    Questetra は他にも「評価のための目標シート」「従業員代表の選任投票」などを受け付ける業務で活用しています。弊社には、メールアドレスを持たない社員が多く在籍しています。Questetra に ID を作るためにはメールアドレスが必要なのですが、ID がなくても情報入力を受け付ける機能(フォーム開始)があります。この機能を利用して、メールアドレスを持たない社員からも機微な情報(個人の目標や選任の意思)を受け付けられるようになりました。

    このように様々な業務で Questetra を活用していますが、要望がひとつあります。Questetra には、例えば PDF ファイルを自動生成する機能、Microsoft OneDrive へファイルを自動アップロードする機能など、便利な機能がたくさんあります。これらの機能を自分で学習するのは大変なので、例えば 30 分程度の勉強会を定期的に開催していただきたいです。学習コストが下がれば、より積極的に Questetra を活用した業務改善に取り組めます。

    今後は、電子契約サービスと組み合わせて、契約書を締結するフローの改善に取り組みたいです。Questetra のおかげで多くの業務が電子化されましたが、契約締結フローにはまだ紙が使われています。これも要望になりますが、今後、電子契約サービスと簡単に連携できるようになることを期待しています。

    ※ 本事例は2021年2月時点の情報です

    同業種の導入事例

  • 応用技術株式会社

    応用技術株式会社

    システム開発の受注審査プロセスを電子化し、オフィス外での承認・決裁を可能に。決裁までの期間を50%以上短縮。

    応用技術株式会社

    1984年

    253名

    ※2022年12月末 時点

    • 製造業を中心とした独自のモノづくりソリューションの提供
    • CADをベースとした各種自動設計システムの開発
    • 建設、土木分野向け構造解析・積算システムの開発
    • 防災、環境シミュレーション
    • まちづくり計画、アセット維持管理支援サービス
    • 土木分野向けシステム開発および技術支援

    申請・承認、製造・開発

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    この記事の目次

    システム開発の受注審査、購買決裁、契約書の押印の業務などで活用

    応用技術株式会社は情報システムの開発を行っています。その分野は多岐に渡り、モノづくり、土木・建築、防災・減災、環境などの分野で活躍される企業や官公庁への支援を行っています。

    現在、特に注力しているのは、建設業で活躍する企業様向けの提案です(toBIM)。建設における設計の初期から詳細設計、施工、竣工後の運用へと進む各プロセスの情報を、集約、可視化する取り組み(BIM=Building Information Modeling)を提案しています。この取り組みにより、施主と建設事業者の認識違いの解消や、品質の向上、納期の短縮が実現されることが期待されます。

    Questetra は、システム開発の受注審査、購買決裁、契約書の押印などで活用しています。

    Excelを印刷し、回覧していた開発受注の審査

    ソフトウェア開発の受注は、営業部門、開発部門で審査された後、管掌役員により最終決裁されます。開発部門での審査は、開発の体制とスケジュールに問題がないか確認するために行われます。

    従来は、Excel で用意されたフォーマットに基づいて受注申請書を作成し、印刷したものを審査に回していました。紙での回覧のデメリットは、紛失のリスクがあること、保管スペースが必要であること、など様々なものがありますが、その中で最も大きなものは、最終決裁までの時間が長くなるということでした。

    審査に関わる者(承認権者、決裁権者)がオフィスに居るときにしか処理できないため、決裁までに1週間ほどかかっていました。

    web化により決裁までの期間が半分以下に

    紙の受注申請書を回覧することはやめて、Web ブラウザで「申請・承認・決裁」が行われる仕組みを構築しました。

    これまで紙で行われていた回覧フローについて、「ワークフロー図」を「Questetra BPM Suite」上に描くと仕組みの 70% は完成します。その後、申請・承認・決裁が行われる際の画面設定などを行います。

    この仕組が運用されるようになってからは、審査に関わる者がオフィスにいなくてもスマートフォンなどで承認・決裁されるようになりました。その結果、受注申請から決裁までの期間は 2 – 3 日に短縮されました。そして、「自動化」にも取り組みました。

    監査に必要な添付ファイルも自動保存

    申請時に添付されたファイルは、承認・決裁の判断根拠になる大変重要なファイルです。監査などに利用するエビデンス管理を目的として、これらのファイルは手作業で Google ドライブに保存されていました。この手間を解消するために、最終決裁されると自動的にファイルが Google ドライブにアップロードされるような仕組みを構築しました。これは、ワークフローに「Google ドライブ: ファイルアップロード」というアイテムを組み込み、簡単な設定を行うだけで実現できました。

    今後、社員の負担や業務のミスを少しでも減らすために、更なる自動化を進めていく計画を立てています。Questetraには、より沢山の自動工程アイテムを追加できるようになることを期待しています。

    ※ 本事例は2020年10月時点の情報です

    同業種の導入事例

  • 株式会社TMJ

    株式会社TMJ

    約2000名での利用。グループウェア移行時にワークフロー部分をクラウド BPM に切替。押捺依頼の処理時間は40%短縮。

    株式会社TMJ

    1992年

    2,789 名

    ※2023年3月末 時点

    BPOに関するアウトソーシングサービス / コンサルティングサービス / コンタクトセンター運営 / 人材派遣 / システム導入支援・提供

    人事・総務、申請・承認

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    この記事の目次

    業務改善に使える可視化・標準化の仕組みを選択

    株式会社 TMJ は、コンタクトセンターを始めとする BPO 業務を受託する会社です。

    元々は株式会社福武書店(現・株式会社ベネッセコーポレーション)のインハウスコールセンター(自社内のコールセンター)より独立分社化する形で誕生した会社なのですが、今では、製造業から公共団体まで幅広い分野のアウトソース・ニーズにお応えしています。

    Questetra は、総務への押捺依頼や情報システムの権限設定の申請をはじめ、社内の様々な決裁・申請・報告などおよそ200の業務フロー(2018年3月現在)で利用しています。また、正社員だけでなく一部の契約社員やアルバイトにもアカウントを付与して、約2000名が利用できるようにしています。

    業務標準化で約40%の時間短縮に

    導入のきっかけは、グループウェアの移行でした。したがって当初は、グループウェア内のワークフロー機能を使っていた定型的な申請業務を移行して使っていました。数にすれば、ワークフローが機能的にシンプルなものだったこともあって、10種類ほどの業務です。

    ただ、似た業務でも異なるやり方になってしまっていたものについては、標準化することにしました。ひとつひとつの業務を棚卸・整理し、ワークフローアプリを作成・追加しました。

    例えば「押捺依頼」は総務部門にメールや電話で依頼されていたのですが、以下のように改善しました。

    • 依頼を受けた総務側が、内容を理解して不足情報をする→必要な内容がそろった状態での依頼申請に
    • 受け付けた担当者に依存して処理が遅れる→他の担当者が引き継いで対応可能に

    その結果、月300件程度発生していた依頼の処理時間は、約40%短縮されました。

    その他は、「社内購買決裁」・「証明書発行申請」・「人事決裁」といった情報システム管理業務などです。

    現場の業務改善は現場で実施

    事業所とセンター拠点を併せて国内で19拠点あります。

    現在では、各拠点にも業務改善の担当がいて、例えば、札幌のセンターでは以下のようなワークフローアプリの設計と管理をしています。

    • 管理者の残業申請
    • 作業ミスの報告フロー
    • 会議の調整のための定型メール案内

    現場の課題の多くは、その現場の人が把握しているので、現場自身で改善を進められることが重要だと考えています。TMJ 社内には業務改善を推進する制度があり、社員の業務改善に対する意識は高いと言えます。Questetra はそういった社員にとって活用しやすい改善ツールになっています。

    さらなる活用へ向けて

    初年度は「草の根的な改善活動」でしたが、それでも十分な結果を残すことができました。

    2年目からは具体的な改善目標を数値で設定し、さらなる改善を進めていきたいと考えています。また、Questetra のアカウント付与は、まだ社内の全員ではありません。今後は更に利用範囲を広げ、より多岐に及ぶ業務改善がすすめられる環境にしたいと考えています。

    ※ 本事例は2018年4月時点の情報です

    同業種の導入事例

  • TMJ Inc.

    TMJ Inc.

    Approximately 2000 people use it. The Workflow part was switched to cloud BPM which is capable of visualizing and standardizing at the time of groupware migration. Established an environment where business improvement can be promoted at each site and reduced processing time by 40%.

    TMJ-staff

    TMJ Inc.

    Established

    1992

    Number of Employees

    2,789 (as of March 31, 2023)

    Business

    General BPO services, Consulting services, Contact center operations, Temporary staffing, System installation support and provision


    Industry

    Professional Service

    User Departments

    Human Resource, Approval Flows

    Selected a mechanism for visualization/standardization which is usable for business improvement

    Q. What kind of business are you using Questetra for?

    TMJ Inc. is an outsourcing company that provides BPO services such as contact centres.

    Originally, it was created as a spin-off from the in-house call centre of Fukutake Publishing Co. Ltd. (now Benesse Corporation). We are now responding to outsourcing needs in a wide range of fields from manufacturing to public organizations.

    We use approximately 200 Questetra business flows (as of March 2018) for various internal decisions, applications and reporting, from requests for certification stamping or authority setting applications for the information system to the general affairs. In addition to regular employees, some contractors and part-time workers were also given accounts so that approximately 2000 people currently use it.

    Q. Please tell us how you utilize it specifically

    The reason we introduced Questetra was the migration of groupware, so we initially used it for routine tasks that had been operated in the former groupware.

    The Workflow in the groupware was functionally simple, so there were only about 10 types of routine tasks. We selected Questetra as a platform which would enable us to visualize and standardize our business, not only to simply migrate but also to allow cross-divisional improvements including other tasks. Then, we added Questetra Apps to organize and standardize similar tasks which had been operated in different.

    We have resolved our issues with certification stamping requests for example, which used to be done by email or on the phone, with the following measures:

    • The general affairs staff who receives the request checks the contents and asks for any missing information
      • Now the form that accepts the request must be submitted with all the required contents
    • Delays occurring depending on the person in charge of the processing
      • Now anyone can take over the task even if the person in charge changes
    • The frequency of request occurrences/progress status/the current person in charge was unknown
      • Now all these can be understood easily

    As a result, we have shortened the processing time for this request which occurred about 300 times a month by about 40%. Besides, we use it in various administrative tasks such as in-house purchasing approval, certificate issuance application, decision-making in human resources, and IT management tasks such as requesting system account applications and authority settings.

    Improvement of the Work to be Done at the Site

    Q. I heard that work improvement is promoted also at each site

    Currently there are 19 sites in Japan including offices and centres, and each branch has people in charge of business improvement, designing and operating Questetra Apps.

    In the centre in Sapporo city for example, they are using Questetra for the following tasks:

    • Administrator overtime work request
    • Error reporting
    • Standard email guidance for meeting coordination

    We believe that improvement should be promoted by the workers themselves at each site, since many of the problems at the work site are understood by the people there. Within TMJ Inc. there is a system for promoting business improvement and employees are acutely aware of this, so for them Questetra is an easy-to-use improvement tool.

    Q. Please tell us about your plans for future expansion

    The first year was used for doing grass-roots improvement activities and it was successful enough. From the second year onward, we set specific improvement targets numerically and are making further improvements. Moreover, we have not granted a Questetra account to everyone in the company yet. We hope to expand the scope to make the environment more user-friendly for improving business operations.

  • アビームシステムズ株式会社

    アビームシステムズ株式会社

    約30の人事系業務を紙からデジタルに。自動処理機能利用等でより省力化。

    アビームシステムズ株式会社

    1983年

    1,020名

    ※2024年4月1日 時点

    協調型ITフルアウトソーシング/ERPサービス/OPEN系サービス/インフラサービス/AMO/ITO/BPOサービス/コンカレント・エンジニアリング・サービス/組込ソフト開発サービス/プロセスマネージメントサービス

    人事・総務、申請・承認

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    この記事の目次

    約30の業務プロセスで利用

    アビームシステムズは、単なるシステム開発だけでなく、経営戦略や事業戦略の実現に向けてIT戦略を任せていただく「フルアウトソーシング」というビジネスモデルを提供しております。ERPシステムの開発・導入を中心とするIT支援を含め、お客様の目標達成のために、お客様の業務プロセスの改善・推進を支援いたします。

    Questetra は、稟議系業務、社内システム利用申請業務、研修や新入社員フォローを行う人事系業務で利用しています。(約30の業務プロセス)

    紙の申請から移行で処理速度が向上

    紙の申請書を用いて申請〜承認を行っていました。

    「承認者が外出することが多く、承認が進まない」や「申請者と承認者のロケーションが離れていることがあり、承認者に申請書が郵送されるまで時間が掛かる」、「申請者が承認する人を調べなければならない」等の課題がありました。

    Questetra を利用することで外出先の承認を可能にし、申請から承認までの処理速度が向上しました。
    加えて、申請者の所属部署を元に承認者が自動決定されますので、迷わず申請を行えるようになりました。

    自動処理機能利用やフォームの装飾で操作省力化。マニュアル不要で業務可能

    承認ルートは、社内ルール上、組織階層に沿って決定します。

    承認者が複数組織を兼務している場合、連続して承認工程が割り当たることがありますが、社内ルール上、1度の承認で問題ありません。同一承認者が、何度も承認を行わなくて良いように、自動処理機能(エラー境界イベント等)を用いて連続した承認を回避しています。

    また、申請者の誤操作防止/入力操作省力化にも取り組んでいます。入力フォーム毎に入力内容の意味合いや記入例を記載し、申請全体のマニュアルを見なくとも迷わず入力できるようにしています。加えて、特定の選択肢を選ばれると自動的に別の入力フォームに初期値がセットされるような入力操作の省力化も実施しています

    システム開発知識不要でワークフロー作成ができる点を評価している

    システム開発経験がない人でもワークフロー図の設計を行えることを最も評価しています。

    ワークフロー図の設計で容易に業務ルールと整合性をとることができますので短期間で基本的な設計が行え、細かい点(入力省力化等)の工夫に時間を使うことができました。

    また、クエステトラのサポートの良さも評価しています。ワークフロー設計での操作上の不明点や工夫点を質問しても1日以内に回答が返ってきますので助かっています。社内より「部門内での業務をワークフローに載せたい」という声も聞きますので、これまで通りのサポートとWeb マニュアルの充実を期待しています。

    ※ 本事例は2017年10月時点の情報です

    同業種の導入事例

  • ABeam Systems Ltd.

    ABeam Systems Ltd.

    Approximately 30 HR-related tasks were digitized from paper. Further labor savings achieved through the use of automatic processing functions and more.

    Established

    1983

    No. of Employees

    1,020 as of April 1, 2024

    Main Business

    Collaborative IT Full Outsourcing, ERP (Enterprise Resource Planning) Services, Open System Services, Infrastructure Services, etc

    Industry

    Hitech

    User Department

    Human Resources, Approval Flows

    Used in approximately 30 business processes

    ABeam Systems provides a business model called “Full-outsourcing” that goes beyond mere system development, entrusting our clients with the IT strategy to realize their management and business strategies. We support the improvement and promotion of our customer’s business processes in order to achieve their goals, including IT support centered on the development and introduction of ERP systems.

    We are using Questetra to conduct approval requests, requests for internal system usage, and tasks in human resources such as providing training and new employee follow-up (approximately 30 types of business processes).

    Transitioning from paper applications has improved the processing speed of applications

    We used to submit and approve applications using paper forms.

    The approver was often out of the office and the approval process was slow, the applicant and approver were sometimes located far from each other and it took a long time for the application to be mailed to the approver, and the applicant had to find out who was approving the application.

    By using Questetra approving on the go becomes possible, and the processing speed from application to approval has been improved. In addition, since the approver is automatically determined based on the department the applicant belongs to we can now make requests without confusion.

    Labor was saved by using automatic processing functions and optimizing form layouts. Operations can be conducted without the need for manuals

    Approval routes are decided along the organization hierarchy in accordance with internal rules.

    If an approver concurrently belongs to multiple organizations, approval Steps could be assigned consecutively even though the internal rule allows for a single approval. We use automatic processing functions (Error Boundary Event, etc.) to avoid consecutive approvals, so that the same approver is not required to repeatedly approve the same thing.

    We are also working on reducing erroneous operations by applicants and labor saving for input operations. We provide information on the meaning of the input contents and entry examples for each input form, so that applicants can fill in the form without hesitation and without looking at the whole manual. In addition, when a specific option is chosen, the initial value on another input form is automatically set.

    We appreciate the ability to create workflows without the need for system development knowledge

    We appreciate the fact that even those without system development experience can design Workflow diagrams.

    Since we can design Workflow diagrams that easily comply with business rules, basic design can be done in a short period of time and we were able to spend more time on the detailed settings (input labor saving, etc.).

    Moreover, we appreciate the quality of Questetra’s support. If I have questions or ask for innovative tips in Workflow designing they return the answer within one day, which is very helpful. We also hear from staff within the company who want to put their department’s work onto the Workflow, so we hope that Questetra will continue to provide support and enhance the web manual.

    (October 2017)