株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役 CEO 今村元一)は、クラウド型ワークフロー製品『Questetra BPM Suite』の新バージョン v18.0を公開しました。
今回のアップデートでは、従来「プロセス」と呼んでいた業務案件の単位を、より一般的で分かりやすい「ケース」へ名称変更しました。また、スマートフォン向け画面の高速化、Markdown対応の拡充、AIエージェント機能の強化などを実施し、一般利用者からワークフロー設計者まで、より直感的で効率的な業務運用環境を提供します。
Questetra BPM Suiteとは
Questetra BPM Suite は、クラウド型の業務プロセス管理システム (SaaS BPMS) です。
ワークフローシステム(ワークフローアプリ)の開発および運用が、Webブラウザだけで完結します。プログラミングの知識(Codingスキル)は必要ありません。業務部門が主体となって、継続的に業務プロセスを改善できます。
稟議申請や見積提出、問い合わせ対応などの定型業務プロセスを、ワークフローシステムとしてノーコードで作成できます。さらに、生成AIを組み込むことで、「ドラフト文書の自動生成」や「回答案の草案作成」といった知的作業の自動化も実現できます。
v18.0 の強化ポイント(ユーザーの利便性向上)
1.「プロセス」から「ケース」への名称変更
業務案件の状況をより直感的に把握できるよう、従来「プロセス」と表示していた実行時の案件単位を「ケース」に変更しました。
「プロセス」という言葉は、業務の流れを定義するワークフローアプリを指す場合と、実際に開始された個別案件を指す場合の両方で使われることがあります。そのため、画面上の表記やコミュニケーションの文脈によっては、業務の定義を指しているのか、個別案件を指しているのか分かりにくい場合がありました。
v18.0では、業務の流れを定義する単位を「アプリ」、実際に開始された個別案件を「ケース」、利用者が処理する作業を「タスク」として再整理しました。
これにより、「アプリ」「ケース」「タスク」の関係が明確になり、利用者は自分が担当する案件や、その案件に関するやり取りをより把握しやすくなります。
2. スマホ画面のSPA化と操作性向上
モバイルワークの利用拡大を踏まえ、スマートフォン向け画面の応答性や操作性を改善しました。
主要画面のSPA(Single Page Application)化
[マイタスク][引き受け待ち][新規開始]などの主要画面をSPA化し、ページ全体の再読み込みを削減しました。移動中や現場でも、よりスムーズにタスク処理やケース確認を行えます。
タスク処理後の画面遷移を改善
タスク処理やデータ編集後は、自動的にケース詳細画面へ遷移し、完了メッセージをSnackbar形式で表示します。また、作業画面では左メニューを折りたたみ、入力領域を広く利用できるようになりました。
3.コラボチャットおよびデータ項目の「Markdown対応」
社内コミュニケーションや情報共有をより分かりやすく行えるよう、Markdown対応を大幅に拡充しました。
コラボチャット(社内チャット)のMarkdown化
プレーンテキストとの切り替えが可能になり、太字や見出し、リストなどを用いた視覚的で分かりやすい情報共有が行えます。
近年は、生成AIが出力する報告書や要約、手順書などでは、Markdown形式が利用されることも多く、体裁を維持したまま共有できるようになります。重要事項や確認ポイントを整理して伝達しやすくなり、コミュニケーション品質の向上に貢献します。
さらに、長文投稿の省略表示や添付ファイルのプレビュー機能も追加し、確認作業を効率化します。
「掲示板型(Markdown)」データ項目の新設
案件(ケース)に紐づく掲示板でもMarkdownが利用可能になりました。
業務指示や引き継ぎ事項、議事録、調査結果などを構造化して記録できるため、案件の進行状況や判断根拠を関係者間で共有しやすくなります。 単なるコメント欄ではなく、案件に関するナレッジや意思決定の記録としても活用できます。

4. AIエージェント工程の強化
ワークフローに組み込めるAIエージェント工程を強化し、業務自動化の適用範囲を拡大しました。
選択型データ項目の読み書きに対応
AIが固定選択肢の値を読み取ったり更新したりできるようになりました。例えば、問い合わせ内容の自動分類や優先度判定などにも活用できます。
指示テンプレートの標準搭載
「要約」「分類」「情報抽出」「判断・評価」「文書作成」の5つのテンプレートを標準搭載しました。AI活用を始めたいユーザーでも、プロンプト作成の負担を抑えながら利用できるため、業務への導入をスムーズに進められます。
また、AIが現在時刻を把握できるようになり、期限超過の判定や対応優先度の判断など、時間軸を考慮した処理にも対応しやすくなりました。
AIの推論過程の可視化
AIの出力内容を掲示板型データ項目に保存できるようになり、AIがどのような判断過程でその出力を導き出したかを確認しやすくなりました。

その他のアップデート
システムの安定性向上、セキュリティ強化、および快適な運用のための細かな改善を行っています。
検索パフォーマンスの改善
タスク検索およびケース検索の内部ロジックを改良し、データ量が多い環境での検索パフォーマンスを向上させました。
アプリ開発および運用の適正化
アプリの「カテゴリ一覧」が全ユーザーから閲覧可能になり、業務マニュアルが文字型Markdown仕様に統一されました。また、保守サポートの適正化に伴い、Ver.15.0未満で作成されたアプリアーカイブ(.qar)のインポート制限を適用します。
最新仕様への適合
旧形式APIや旧認可パラメータの廃止など、最新のセキュリティ標準やAPI仕様への適合を進め、より強固なシステム基盤へ刷新しました。
詳細については、リリースノートをご参照ください。
Ver. 18.0 リリースノート:
クエステトラ社について
株式会社クエステトラは京都を拠点とする SaaS BPM ベンダーです。
世界中のビジネスプロセスを最適化します。
商号:
株式会社クエステトラ
代表:
代表執行役 CEO 今村 元一
所在地:
京都市中京区御池通間之町東入高宮町 206 御池ビル4F
設立:
2008年4月
資本金:
1億8405万7500円
本プレスリリースに関する問い合わせ:
pr@questetra.com or 075-205-5007
