※ 2020年10月に「G Suite」の名称は「Google Workspace」に変更されました。

株式会社サーバーワークス
Slack などのクラウドサービスと連携させた業務システムを構築
「自動化」でAWS運用業務の省力化と品質向上を実現

Q. どのような業務で Questetra をご利用なのでしょうか?

株式会社サーバーワークスはAWSを中心とする先端のクラウドサービスを国内で展開するクラウドインテグレーター(システム開発会社)です。

具体的には「Amazon Web Service」(AWS) 上にお客様の情報システムを構築し、また必要であればその運用も代行させて頂いております。これまでに500社3100件の納入実績(2017年5月時点)があり、現在3年連続で「AWS Partner Network プレミアコンサルティングパートナー」に認定していただきました。

Questetra は社内のあらゆる業務で活用しているのですが、中でも「AWS 運用業務」における代行作業管理にてフル活用させて頂いております。

Q. 具体的な活用方法を教えてください。

お客様に代わって AWS 設定を行うサービスを「AWS 運用業務」と呼んでいるのですが、日々「アカウント作成」や「権限設定」などなど、ご依頼にもとづく様々なオペレーションが発生します。

一つ一つの作業自体は決して難しい操作ではありません。しかしサーバーワークスでは、(1)その作業内容について Questetra のフロー内で事前承認を得る、(2)テンプレ作業は Questetra からのスクリプト呼び出しによって行う、というオペレーション体制で作業しています。

分かりやすく言えば、一人の作業者の「思い込み」で作業を実施してしまうことがないように、あるいは「手作業」によるミスが発生してしまわないように、Questetra を使って日々の業務をコントロールしています。

APIを活用して、情報システム管理業務の省力化を実現

Q. 「自動化」に困難は無かったのでしょうか?

サーバワークスでは、社内業務においても Slack、 Salesforce、 G suite、 Backlog など、様々なクラウドサービスを活用しています。たとえば「社内メーリングリストを作りたい」といった場合には、申請が上司承認され次第、自動的に G Suite の API が呼び出されるように Questetra で設定しています。

このように日ごろからクラウド API に慣れ親しんでいるため、お客様向けの作業こそ「省力化」や「自動化」がミスの軽減に繋がると考えることができるのかも知れません。

事実、数多くのワークフローシステムから Questetra を選んだ大きなポイントは、多くのクラウドシステムに対して API クライアントになれる機能が備わっており、また多くのクラウドシステムからの API アクセスを受けられるところです。

Questetra の API を利用したことをブログで発信

Q. 今後 Questetra に期待することがあればお聞かせください

現在サーバーワークスでは、社内コミュニケーションツールとして Slack を利用しています。

最近になって「Slack 自動投稿」を簡単に実現できる「サービス工程アドオン」の存在を知ったので、今後は様々な「承認」のリクエストが自動投稿されるように設定して行こうと思っているところです。

ただ、どのようなチャンネルに、どのような情報を載せれば、素早くミスなく承認処理をこなせるようになるのかは、まだまだ未知の部分が少なくありません。

「クラウド間の詳細な API 連携方法」といった情報発信にも期待していますが、もっと詳細な連携ノウハウや業務効率化 Tips などについても、積極的に情報発信して行っていただけたらと思います。

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