お客様のために作成したレポート。ぜひとも「満足度」を知りたい。 どう聞く? いつ聞く??
TekiPakiクラウド社のインサイドセールスは、顧客にレポートを送信し、満足度調査の回答を得るプロセスを運用していた。しかし、その回答率は約20%に低迷していた。リマインドメールを送信できるようにワークフローアプリを変更したところ、回答率は約30%に向上し、従業員のモチベーションや顧客との関係強化も実現した。
※このプロセス改善ストーリーはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
1. 課題: 満足度調査の回答率が低い
TekiPaki クラウド社のセールス活動は、インサイドセールス(5名)とフィールドセールス(5名)の分業体制。インサイドセールスのスローガンは「見込顧客にとって価値のある情報を提供すること」です。
インサイドセールスのメンバは、毎日5~10社に “レポート” を送信しています。各 “レポート” は、ワークフローアプリ『レポート送付プロセス』からメールで送信されます。メール本文には「満足度回答(★1つ~★5つ)のための5つのリンク」が自動的に挿入され、メール受信者(見込顧客)は、リンクをクリックするだけで簡単に満足度を回答できます。 “レポート” の送信件数と “獲得した満足度” の合計ポイント数は、インサイドセールスの KPI (Key Performance Indicator) となっています。
- 顧客ごとのニーズに応じた内容の例
- 「初期ユーザのインポート例」
- 「同時ログイン機能について」
- サービス最新情報の案内の例
- 「新機能〇〇について」
- 「新着の活用事例(△△様)」
- 定例ミーティングで使用した資料の例
- 「サービス概要」
- 「◇◇の御提案」

しかし近年、この満足度調査の回答率が約20%に低迷しており、改善が求められています。「タイミングよく架電フォローする」や「そもそも顧客ニーズをより深く聞き出しておく」といったパーソナルスキル面での改善も重要ですが、あわせて業務手順(業務の流れ図/ワークフロー図)の改善も検討すべきだと言えます。

2. 解決策: リマインド(再依頼)できるように
プロセスオーナーは、「満足度調査にご協力ください」というメッセージを、複数回送信できる流れ(業務の進め方)に改めることにしました。
以前(Before/As-Is)の『レポート送付プロセス』では、レポートやメッセージの入力は、ヒューマン工程【1.レポート提出&満足度調査依頼】だけで行われていました。改善後(After/To-Be)は、第2工程(※)でもレポートやメッセージを編集し再送できるようになりました。
このプロセス改善によりインサイドセールスは、自身の判断で、任意のタイミングで、「満足度調査」の依頼をリマインド(再依頼)できるようになりました。
※工程名は【2.満足度調査の中止】から【2.満足度調査の再依頼/中止】に改称

ワークフロー図 (BEFORE AFTER) ※いずれかの分流トークンが[全終了イベント]に到達すると、他のトークンは強制終了します。
BEFORE (Advanced edition):

AFTER (Advanced edition):



3. 改善効果
任意でリマインド通知できるようになったことで、インサイドセールスチームには以下のような改善が見られました。
- 満足度調査の回答率向上
- 満足度調査の回答率が約20%から約30%へと上昇しました。
- 1回目の依頼メールを見逃していた一部の見込顧客は、2回目の依頼メール(リマインド)で回答のきっかけを得ました。
- “レポート” を読んでから回答しようと考えていた一部の見込顧客にとっては、2回目のメールが丁度よいトリガーになりました。
- コミュニケーションに消極的な一部の見込顧客にとっては、熱意のこもったリマインドが回答モチベーションに繋がりました。
- 従業員のモチベーション向上
- チームKPIである「獲得した満足度」の合計ポイント数が増加しました。
- チームメンバーの業績評価においても良好な成績が得られ、モチベーション向上につながりました。
- 顧客との関係強化
- リマインド機能によって顧客との接触回数が増え、より多くのフィードバックを得られるようになりました。
- 顧客のニーズをより正確に把握しやすくなり、満足度調査自体が “次のレポート” のトリガーになるケースが生まれました。
- 顧客のニーズをより正確に把握しやすくなり、「フィールドセールスからの提案」を打診しやすくなりました。
- フィールドセールスも、顧客のニーズをより正確に把握しやすくなり、「提案のためのヒアリング」がスムーズに進められるようになりました。
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