株式会社ハウスドゥ
決裁ルールが自然と守られる環境

【202205追記】 株式会社ハウスドゥ様は、2022年1月1日付けで商号を「株式会社And Doホールディングス」に変更されています。

外部監査にも対応できる稟議プラットフォームとして

Q. どのような業務で Questetra をご利用なのでしょうか?

株式会社ハウスドゥは、不動産仲介業から中古住宅仲介+リフォーム、土地仲介+新築住宅の建築、不動産買取再生販売と、「仲介・リフォーム(建築)・買取」の三位一体の流通システムを整備し、お客様に「住まいのワンストップサービス」を提供する会社です。

単に「仲介・リフォーム(建築)・買取」の流通システムを整備するだけでなく、住宅ローンの斡旋及び保険などの関連業務に加え、設計、デザインのコーディネートや資金プランニングを1店舗で提供し、「家を売り買いするヒトに優しい新しいサービス」を目指しています。

2006年には、直営店で培ったノウハウをもとに、不動産売買仲介におけるフランチャイズ展開を開始しました。不動産情報をオープンにすることにより、お客様にとって安心、便利な窓口を創ることを目的としたハウスドゥ・チェーンは、全国285店舗 (2014年末現在)の規模にまで成長しています。

Questetra は、社内における稟議業務をシステム化するために導入しました。

 

Q. どのような課題があったのでしょうか?

それまでの稟議決裁には、グループウェア付属のワークフローシステムを利用していました。

ただ、そのシステムは、申請者自身が「決裁者」や「承認者」を都度設定するシステムでした。つまり「社内ルールを遵守しやすい仕組み」とは言えませんでした。事業の拡大期に入ると、稟議フォーマットは40種類にものぼり、特に新人スタッフにとって「社内ルールに沿った決裁者や承認者を入力する作業」は非常に困難なものとなっていたと思います。

そこで、この課題の解決のため Questetra を導入し、稟議システムの再構築を行うことにしました。

Questetra 稼働後は、誰が申請しても自動的に「社内規程に沿った処理」が行われる様になり、これまで煩雑であった入力の手間が省け、正しい稟議フローが構築できるようになったと言えます。お陰様でハウスドゥは2015年3月に東証マザーズに株式上場いたしましたが、会計監査や業務監査の際にも、「いつ誰が何をしたのか?」を即座に回答できる様になりました。

 

複雑な社内ルールを内製でシステム化

Q. 選定ポイントを教えてください

そもそも稟議の業務プロセスだけではなく、多くの業務プロセスを見直したいと考えていました。

ハウスドゥでは、「ワークフローと呼ばれる製品」や「BPM と呼ばれる製品」など、非常に多くの製品を比較検討したのですが、最終的には、

  • プログラミング知識の無い社内スタッフだけで、業務のシステム化を実現/維持できる
  • API が充実しており、他システムとの高度な連携にも対応できる
  • 製品サポートのレスポンス

の3点から Questetra を導入させて頂くことにしました。

特に、社内スタッフによるシステムメンテナンスは重要な特徴だと考えております。実際、このシステムの運用後、幾つかの社内規定が改訂されたのですが、その際にも関連する業務プロセスが素早く修正され、非常に満足しています。

 

Q. ご要望等あればお聞かせください

業務プロセスが、より自動化され、より効率化されれば、事業拡大をさらに加速することができます。

ハウスドゥでの Questetra 利用は、これまでは比較的単純な「間接部門のプロセス」にフォーカスする事が多かったのですが、今後は、より複雑な「直接部門のプロセス」での活用比率を高めたいと考えています。

確かに Questetra は、ハウスドゥ導入後1年半の間にも様々な機能が強化されています。しかし、 Questetra を活用する現場からは、そこに無いような「機能強化や機能追加の要望」も上がってきています。今後も「ユーザ要望」としてフィードバックしていきますので、それに負けないくらいのスピードで機能開発を進め、より使い勝手の良いシステムにしていただきたいと思います。

About The Author

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

上部へスクロール
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。