ソリューション概要
- チームで制作した記事数の集計を自動で行っていた
- 自動処理にエラー発生した場合、誤った件数が集計されていた
- そこで、エラー発生を検知し、再集計を実行できるようにした
1.課題:自動処理エラーの見逃し
Que-Queシステムズ社はクラウドSaaSベンダです。自社製品の価値を顧客に伝えるため、製品Webサイトに利用方法提案記事を掲載しています。目標は100記事の作成です。
記事作成はWeb製作チームが担当し、BPMSを活用したワークフローアプリを使用して進められています。記事作成が完了したタイミングで、社内チャットツール「OpenChat」に完了連絡としてメッセージが投稿されます。このメッセージには、累計件数が掲載されています。これにより、100記事公開に向けた進捗が社内に周知されます。

具体的な累計件数の計算方法は次の通りです。まず、ワークフローアプリの自動工程で、記事情報(記事タイトルやURL)が Google Spreadsheet に追加されます。次に、Google Spreadsheet 側で、count 関数を利用して行数(=公開記事数)が自動計算されます。その上で、ワークフローアプリにより行数が取得されます。この取得された行数がメッセージに埋め込まれます。

記事情報(記事タイトルやURL)が Google Spreadsheet に追加される自動処理において、まれにエラーが発生することがあります。エラー率は低いのですが、これまで見過ごされていたため、記事数のカウントが正確でない状態で、社内チャットに共有される場合がありました。このような誤差は、進捗管理に影響を及ぼし、Web製作部門の信頼を損なう原因となりかねません。
2.解決策:エラー検知機能を追加
プロセスオーナーはワークフローに処理失敗時の動作を設定しました。具体的には、記事情報の追加処理でエラーが発生した場合、トークンは「エラー境界イベント」に進みます。
エラー境界イベントの次工程が割り当てられることで、ライターはエラーが発生したことに気づきます。次工程(エラー処理時手動実行)で、ライターは記事情報の追加処理工程に再度トークンを進めることができます。
Before :

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- 1-1.記事作成
- 2. レビュー
- 3. 公開
- 4x. spreadsheet 行追加
- 指定した Google スプレッドシートに行が追加されます
- 5x. 件数取得
- スプレッドシートが計算した、公開済みの記事行数が取得されます
- 6x. 公開報告(件数共有)
- 記事の公開が完了した旨と合わせて、取得された件数が、オープンチャットで部内に共有されます。
After :

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- 1-1.記事作成
- 2. レビュー
- 3. 公開
- 4x. spreadsheet 行追加
- 指定した Google スプレッドシートに行が追加されます
- 4. エラー時手動実行
- 4x がエラーの際、この工程を処理することで、再度 4.x spreadsheet 行追加 が実施されます
- 5x. 件数取得
- Google スプレッドシートが計算した、公開済みの記事行数が取得されます
- 6x. 公開報告(件数共有)
- 記事の公開が完了した旨と合わせて、取得された件数が、オープンチャットで部内に共有されます。
Compare Before/After


3.効果
- 記事数の正確なカウントを実現
- エラー検知機能を追加することで、記事情報の追加処理での不整合を防ぎ、公開記事数のカウントが正確になります。
- 進捗管理の信頼性向上
- エラー発生時に適切な対応が可能となり、進捗報告の信頼性が向上ます。
- 業務効率の向上
- エラー発生時の対応が迅速に行えるようになり、業務のスムーズな運営が実現します。

