依頼者自身が専用フォームからキャンセル手続きを完結。ヘルプデスクの対応作業は自動で終了し、手戻りを防止。属人化や記録ミスを解消し、業務の効率化と標準化を実現。
1. 課題:キャンセル対応の属人化
キビキビ商事の社内ヘルプデスクでは、社員からのITに関する問い合わせをWebフォームで受け付けており、1日あたり20〜30件に対応しています。受付後はヘルプデスクが回答準備を進めますが、その途中で依頼者から「自己解決したので回答は不要」と連絡が入るケースも一定数ありました。
しかし、こうしたキャンセル(取り下げ)への対応手順は明確に決められておらず、「どの情報を記録するか」「システム上でどう処理するか」などをスタッフごとの判断に任せていたため、処理方法がばらついていました。
その結果、キャンセル処理の漏れや記録忘れといったミスが発生し、後から修正や確認が必要になることがありました。
2. 解決策:キャンセル専用フォームの導入
この課題に対し、プロセスオーナーは「依頼者自身でキャンセル手続きを完結できる仕組み」を導入しました。スタッフによる個別対応そのものを不要とすることで、属人化や手戻りを根本的に防ぐことを狙いました。
具体的には、次の3つを実施しました。
- 依頼者が自ら問い合わせをキャンセルできる公開フォームを設置
- 『問合受付通知』メールに公開フォームのURLを追加
- 問い合わせがキャンセルされた場合に、案件が自動終了する設定(全終了イベント)を追加
これにより、依頼者は専用フォームを送信するだけでキャンセル手続きが完了します。送信と同時に、ヘルプデスク側で対応中だった該当案件は自動的にすべて終了します。

Before





ワークフロー図詳細を見る
問合入力
一般社員が、社内ヘルプデスクに問い合わせます。
AI回答
AIにより一次回答が行われます。
受付通知
一般社員に、受付通知が自動送信されます。
After





ワークフロー図詳細を見る
問合入力
一般社員が、社内ヘルプデスクに問い合わせます。
AI回答
AIにより一次回答が行われます。
受付通知
一般社員に、受付通知が自動送信されます。
問合取下
問合内容が取り下げられます。
全終了
全てのフローが強制終了されます。


3. 効果
手戻りや記録漏れの解消
依頼者によるセルフキャンセルが可能になったことで、スタッフによる対応や記録作業自体が不要となり、ミスや手戻りを防げます。
業務の属人化を防止
スタッフの判断や操作に頼らない仕組みとしたことで、作業のばらつきが解消します。
無駄な作業負荷の削減
キャンセル案件への対応作業そのものが不要になり、ヘルプデスク全体の業務効率が向上します。
4. その他の業務への応用
申請業務のセルフキャンセル
総務や人事の申請業務でも、依頼者自身が取り消し手続きを行える仕組みにすることで、取消し依頼に対して担当者が都度対応する必要がなくなり、対応負荷を軽減できます。
顧客対応の取消し自動化
顧客自身によるキャンセル受付により、企業側での不要な処理や対応ミスを防ぎ、業務負荷を削減できます。
承認フローのキャンセル自動停止
社内の承認フローや検収業務では、キャンセル時に後続処理を自動停止できる仕組みを導入することで、関係部門の手戻りや工数ロスを防止します。
5. 提案資料
当社サービスの導入を検討いただく際の提案書サンプルです。課題に対する解決策の概要を記載しています。実際の相談内容に応じて、内容を個別にカスタマイズして提供いたします。


