フローに追加撮影工程を組み込み、業務効率UP
〇〇株式会社は、自社運営のファッション系ECサイトで商品販売を行っており、商品ページに必要な画像撮影を外部カメラマンに依頼しています。
社内の撮影アシスタントが、ディレクターやWebデザイナ(依頼者)からの撮影指示を的確にカメラマンに伝え、必要な備品調達やスケジュール調整を行うことで、社内と外部の連携を円滑にしています。
1. 課題:再撮影依頼の負担
◯◯株式会社では、カメラマンが撮影した大量の写真データから、撮影アシスタントが必要なデータを選び、社内のGoogleドライブに保存しています。最終的には依頼者が写真の品質を確認しますが、「ピントが甘い」「希望する構図ではない」など、写真データに不備があれば撮影アシスタントに再選択を依頼します。
しかし、アシスタントが再確認しても依頼内容に合ったデータが見つからないことが度々あり、その度に新規案件と同じ手順で初めから再撮影を依頼する必要がありました。一度実施された撮影にも関わらず、このプロセスが繰り返されることで、時間とリソースが浪費され、全体の業務効率が低下していました。
2. 解決策:フロー内に追加撮影を取り入れる
プロセスオーナーはワークフローに「追加撮影」の工程を追加します。これにより、依頼内容と合致する写真データが無い場合、撮影アシスタントは迅速にカメラマンに追加撮影を依頼できるようになります。
追加撮影の依頼は、具体的な修正点や要望を明確に伝えることを徹底し、再撮影依頼を防止します。
Before :
1.作業依頼
依頼者は、撮影アシスタントに外部カメラマンへの撮影依頼を依頼します。依頼内容には、撮影日時、場所、内容などを含めます。
2.依頼内容確認
撮影アシスタントは、依頼者から受け取った依頼内容を確認します。不明な点があれば、依頼者に確認します(差戻し)。
1x.フォルダ自動作成
撮影されたすべての写真データを格納するフォルダが、自動的に作成されます。
3.撮影
外部カメラマンは、依頼内容に基づいて撮影を行い、撮影アシスタントに納品します。依頼内容で不明な点があれば、撮影アシスタントに確認します(差戻し)。
2x.フォルダ自動作成
撮影アシスタントにより選別された写真データを格納するフォルダが、自動的に作成されます。
4.納品データ確認
撮影アシスタントは納品されたデータを確認し、依頼内容に沿った写真を選別してフォルダに格納します。
5.確認
依頼者は納品された写真データを確認し、不足や問題があれば撮影アシスタントに再度写真の選定を依頼します。
6.再選択
撮影アシスタントは、依頼内容に合致するデータや類似データがないか改めて写真を選定し直し、フォルダに格納します。
After :
1.作業依頼
依頼者は、撮影アシスタントに外部カメラマンへの撮影依頼を依頼します。依頼内容には、撮影日時、場所、内容などを含めます。
2.依頼内容確認
撮影アシスタントは、依頼者から受け取った依頼内容を確認します。不明な点があれば、依頼者に確認します(差戻し)。
1x.フォルダ自動作成
撮影されたすべての写真データを格納するフォルダが、自動的に作成されます。
3.撮影
外部カメラマンは、依頼内容に基づいて撮影を行い、撮影アシスタントに納品します。依頼内容で不明な点があれば、撮影アシスタントに確認します(差戻し)。
2x.フォルダ自動作成
撮影アシスタントにより選別された写真データを格納するフォルダが、自動的に作成されます。
4.納品データ確認
撮影アシスタントは納品されたデータを確認し、依頼内容に沿った写真を選別してフォルダに格納します。
5.確認
依頼者は納品された写真データを確認し、不足や問題があれば撮影アシスタントに再度写真の選定を依頼します。
6.再選択
撮影アシスタントは、依頼内容に合致するデータや類似データがないか改めて写真を選定し直し、フォルダに格納します。
7.追加撮影
依頼者から写真データ不備を指摘された場合、撮影アシスタントはカメラマンに追加撮影を依頼できます。カメラマンは、依頼者に直接追加の写真データを送信します。
Before / After 比較(スライダが動きます)
3. 効果
効率的な追加撮影依頼
撮影アシスタントは、写真データの不備が見つかった場合、即座にカメラマンに追加撮影を依頼できるようになりました。これにより、最初からやり直す手間が削減されました。
品質管理の向上
追加撮影のプロセスを経ることで、依頼内容に完全に合致する高品質な写真を提供できるようになりました。具体的には、追加撮影の際に修正点を明確に伝えることで、期待される品質の基準がより正確に反映されるようになりました。
コミュニケーションの改善
追加撮影の際には、具体的な修正点や要望が明確に伝えられるため、撮影アシスタント、カメラマン、依頼者の間でのコミュニケーションがさらに円滑になりました。
例えば、追加撮影依頼の際には、どの部分が不足しているかを明確にし、改善点を具体的に指示することで、全員の理解が統一され、作業の再現性が高まりました。
4. 他業務での応用
製造業での品質チェックと再加工プロセス
製品が完成すると、品質管理部門が製品を検査します。不良品が発見された場合、その製品は再加工部門に送られ、再加工されます。その後、再度品質管理部門で検査され、合格品として認められます。
デザインや広告制作におけるデザイン案の確認と修正依頼
デザイナが初期デザイン案を作成し、アートディレクターやクライアントに提出します。フィードバックを受けて修正が必要な場合、再度デザインが行われ、修正後のデザインが再提出されます。
ドキュメント管理
重要な書類(契約書など)が作成されると、法務部門が内容をチェックします。不備があれば修正を依頼し、修正後の書類を再度確認します。