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  • 重要商談は自動で進捗共有

    重要商談は自動で進捗共有

    状況が急変しても、迅速な対応で取りこぼしを防ぐ!

    1.課題:上司・部下間の連携不足

    W社は、BtoB向けクラウドサービスを販売している企業です。

    W社の営業担当者は商談管理ワークフローシステム上で商談情報を管理しています。マネージャは、週次のチームミーティングで受注/失注といった結果や進行中商談の進捗を部下に確認します。

    しかし、このマネージャの確認方法では、商談の状況変化を迅速に察知した上での部下へのアドバイスができません。例えば、顧客の要件変更や新たな競合の出現といった対応すべき重要な情報をすぐに把握できず、結果としてマネージャがフォローする前に失注してしまうことがありました。

    部下にとっても、適時のアドバイスがあれば、顧客の要望に迅速に対応し成約にできたかも知れないと考えると、非常に悔しい思いをしていました。

    2.解決策:重要案件の上司報告を自動化

    営業部では、商談時や顧客との重要な連絡があった際、商談管理情報に商談メモを時系列で残しておくことをルールにしていました。

    プロセスオーナーは、フェーズ3以上の商談情報が更新された際に、「商談メモ」がマネージャにメール通知されるように改編します。

    さらに、より受注に近い「フェーズ4以上」の商談が更新された場合は、本部長にもメールが送信されるようにします。

    商談メモ イメージ

    Before :

    詳細を見る
    • 2.商談更新
      • 営業担当者は、顧客とのアポイント後に商談情報を更新し、商談更新処理を完了します。
    • 2x.商談リスト更新
      • 売上管理用スプレッドシートの該当行の各セルが自動的に更新されます。

    After :

    詳細を見る
    • 2.商談更新
      • 営業担当者は、顧客とのアポイント後に商談情報を更新し、商談更新処理を完了します。
    • 報告メール送信
      • [商談フェーズ]項目が5段階中3の場合、マネージャ宛にメールが自動送信されます。
      • [商談フェーズ]項目が5段階中3・4の場合、マネージャと本部長宛にメールが自動送信されます。
    • 2x.商談リスト更新
      • 売上管理用スプレッドシートの該当行の各セルが自動的に更新されます。

    Compare Before/After

    (スライダを動かせます)

    3.効果

    受注確率の向上

    • 商談の重要な進捗情報がリアルタイムで上司に共有されることで、適切なタイミングでのアドバイスや支援が可能になります。これにより、顧客の要望に迅速に対応でき、受注確率が向上します。

    コミュニケーションの活性化

    • 進捗が自動的に共有されることで、上司に相談しにくいと考える部下との間でもコミュニケーションが活性化されます。これにより、商談に対する理解が深まり、チーム全体の一体感が高まります。

    部下の営業スキル向上

    • 上司が適切なフィードバックやアドバイスを提供することで、部下の営業スキルの向上が促進されます。これにより、部下の育成が効率的に行われ、チーム全体のパフォーマンスが向上します。
  • 全商談の進捗をリアルタイムに集約

    全商談の進捗をリアルタイムに集約

    手間を無くして、売上予測の精度を大幅に向上させる

    1.課題:受注予定金額・予定日等の転記作業負荷

    W社は、BtoB向けクラウドサービスを販売しています。

    営業部では、インサイドセールス担当者が見込み顧客に連絡を取り、アポイントを取得します。取得できた場合、「商談」として営業担当者に引き継がれ、商談が進行します。この一連の業務は商談管理用のワークフローシステムを通じて行われます。

    マネージャは、経営層への売上予測の報告のため、商談の受注予定金額などを集計しています。売上予測のために、営業担当者は、毎週金曜日、ワークフローシステムから売上予測用の Google スプレッドシートに情報を転記する必要があります。この作業は非常に手間がかかっています。

    また、更新があった情報については転記漏れが多く、マネージャーの売上予測に影響を与えています。

    2.解決策:スプレッドシートへの行追加・更新を自動化する

    プロセスオーナーは、アポイントが取得できた商談が発生した場合、売上予測用のスプレッドシートに商談情報が自動的に追加されるように、ワークフローを改編します。また、商談情報に変更があった場合は自動的に上書きされるようにします。

    Before :

    詳細を見る
    • 1.アポイント取得
      • インサイドセールス担当者は、見込み顧客とのアポイントが取れた場合に[商談更新]工程に流します。
    • 2.商談更新
      • 営業担当者は、顧客とのアポイント後に商談情報を更新し、商談更新処理を完了します。
    • 商談終了判定
      • 商談ステータスで[受注]または[失注]が選択されていた場合、マネージャに終了報告のメールが自動送信されます。

    After :

    詳細を見る
    • 1.アポイント取得
      • インサイドセールス担当者は、見込み顧客とのアポイントが取れた場合に[商談更新]工程に流します。
    • 1x.商談リスト追加
      • 売上管理用スプレッドシートの末尾に行が自動追加され、その各セルにデータが入力されます。
    • 2.商談更新
      • 営業担当者は、顧客とのアポイント後に商談情報を更新し、商談更新処理を完了します。
    • 2x.商談リスト更新
      • 売上管理用スプレッドシートの該当行の各セルが自動的に更新されます。
    • 終了判定
      • 商談ステータスで[受注]または[失注]が選択されていた場合、マネージャに終了報告のメールが自動送信されます。

    Compare Before/After

    (スライダを動かせます)

    3.効果

    予測精度の向上

    • 転記漏れや誤記がなくなり、マネージャーの売上予測の精度が大幅に向上します。
    • 正確なデータに基づいた予測が可能になるため、経営判断の質も向上します。

    業務効率化

    • 手動転記作業が無くなることで、営業担当者の業務負担が大幅に軽減されます。
    • これにより、営業担当者はより多くの時間を商談や顧客対応に充てることができ、生産性が向上します。

    売上予測のリアルタイム化

    • 商談情報が自動的に更新されるため、これまで週一度しかできなかった売上予測がリアルタイムで行えるようになります。
    • リアルタイムのデータに基づく予測により、迅速な対応が可能になります。

  • マイナンバー誤入力の検知方法

    マイナンバー誤入力の検知方法

    “誤入力” は無くならない?! むしろ “素早い検知” で企業イメージ向上を!

    1. 課題: ナンバー誤入力

    少数精鋭のコンサルタント集団である〇〇コンサル社では、外部講師を招いた勉強会を頻繁に開催しています。開催回数の増加にともなって、マイナンバーを収集する業務も日常化しています。

    外部講師(マイナンバー申請者) には、フィッシングによる情報漏洩リスクを下げるべく、オンラインの申請フォームから先頭8桁のみを申請してもらっています。その申請を受け、「番号確認社員」が “本人確認” (実存確認と番号確認)を実施したうえで、末尾4桁を入力します。

    しかし、記憶違いによって末尾4桁の入力を間違えてしまうことがありました。

    結果として、誤ったマイナンバーが法定調書(税務署提出用の源泉徴収票)に書き込まれ、税務署から「そのようなマイナンバーは存在しない」と指摘されるという問題が発生してしまいました。なんとかして “再発” を防止したいところです。

    2. 解決策: 自動検査

    〇〇コンサル社では、「チェックディジットを用いた自動検査」を “ワークフロー・アプリ” に組み込むこととしました。

    チェックディジットとは誤入力を検知するための検証用数字です。マイナンバーの場合は、先頭11桁の数字から12桁目が自動的に決定される仕組みとなっています。

    プロセスオーナーは自動工程『#マイナンバー文字列: チェックディジット検査』を、ワークフローの下流に配置しました。

    これにより「番号確認社員」が末尾4桁を入力した直後に、サーバサイドにてチェックディジット検査が行われるようになりました。もし、「マイナンバー(8+4)桁」が無効な12桁番号であった場合には、自動的に[再入力工程]に差し戻されるようになりました。

    ワークフロー図 (BEFORE AFTER)
    各工程の説明 (click to open)
    BEFORE (Advanced edition):
    • (1a.社員): 役員従業員は、自身のマイナンバー(先頭8桁)と扶養親族のマイナンバーを申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • (1b.個人): 個人事業主は、自身のマイナンバー(先頭8桁)を申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x1.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 〔x2.確認担当を自動セット〕: ワークフロー基盤は、(申請者によるメールアドレス指名を元に)、「番号確認社員」をセットします。 ※[データ更新]
    • 【3.本人確認し4桁を入力】: 番号確認社員が、対面にて本人性を確認し、口頭で入手した末尾4桁を入力します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x4.文字結合(8桁+4桁)〕: ワークフロー基盤は、「マイナンバー12桁」を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    AFTER (Professional edition):
    • (1a.社員): 役員従業員は、自身のマイナンバー(先頭8桁)と扶養親族のマイナンバーを申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • (1b.個人): 個人事業主は、自身のマイナンバー(先頭8桁)を申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x1.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 〔x2.確認担当を自動セット〕: ワークフロー基盤は、(申請者によるメールアドレス指名を元に)、「番号確認社員」をセットします。 ※[データ更新]
    • 【3.本人確認し4桁を入力】: 番号確認社員が、対面にて本人性を確認し、口頭で入手した末尾4桁を入力します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x3.CheckDigit検査〕: ワークフロー基盤は、「マイナンバー(8+4)桁」の有効性を検査します。 ※アドオン自動工程
    • 〔x4.文字結合(8桁+4桁)〕: ワークフロー基盤は、「マイナンバー12桁」を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    ワークフロー図のスライダー比較 (click to open)

    3. 効果

    この “チェックディジット検査” による改善効果は以下の通りです。

    • 業務効率の向上
      • 誤入力があった場合、番号確認社員の入力直後に、エラー通知されるようになりました。
      • 誤入力があった場合の修正作業にかかる時間短縮されました。
      • 申請者のマイナンバー再提出が必要な場合でも、素早く依頼できるようになりました。
    • 信頼性の向上
      • マイナンバー情報の正確性を高めることで、社内外からの信頼性を向上させることができました。
      • 外部講師からの信頼を獲得でき、企業イメージを向上させることができました。
    • コンプライアンスの強化
      • マイナンバー入力ミスの多くを自動的に検知できるようになりました。
      • 法定調書に誤ったマイナンバーが記載される可能性を大幅に下げました。

    4. 他業務での応用

    この “自動検査” の仕組みは、「マイナンバー」に限らず、バリデーション検査が可能なあらゆるデータに適用できます。

    • 商品コードの検査
      • 商品コードのデータ形式がチェックディジット等で自動的に検査されるように設定します。
      • 入力ミスによる商品情報(注文情報や請求情報)の誤りを防ぐことができます。
    • 顧客データの検査
      • 電話番号やメールアドレスなどのデータ形式が正規表現で自動検査されるように設定します。
      • データ入力ミスによる顧客情報の誤りを防ぐことができます。
  • マイナンバー 入力しないの 全桁は

    マイナンバー 入力しないの 全桁は

    “口頭” で伝えることで得られる安心感信頼感社内のセキュリティリテラシー向上にも。

    1. 課題: フィッシングによる情報漏洩リスク

    少数精鋭のコンサルタント集団である〇〇コンサル社は、外部講師を招聘した勉強会を頻繁に開催しています。

    • 外部講師への講演料を支払う
    • 外部講師からマイナンバーを収集する

    は、日常的に行われています。

    〇〇コンサル社の “マイナンバー収集プロセス” は 「外部講師による申請フォーム入力」 がトリガーとなっています。申請フォームにマイナンバーが入力されると、外部講師を招聘した社員に対して、「本人確認」というタスクが割り当てられる仕組みです。

    近年、この “マイナンバー収集プロセス” のトリガー部分(申請フォーム入力)に関して、一部の外部講師から、「フィッシングによる情報漏洩が懸念される」という声が聞かれるようになりました。

    2. 解決策: マイナンバーの分割送信

    〇〇コンサル社のマイナンバー申請フォームは、”リンクを知っていれば誰でもアクセスできるWebフォーム” です。したがって、デザインが模倣された 偽フォーム が作られる可能性は否定できません。

    もし万が一、 偽フォーム によって外部講師のマイナンバーが詐取されるような事件が発生すれば、〇〇コンサル社としても、セキュリティ管理体制に対する不信感を招き、顧客や取引先からの信頼を失ってしまう可能性があります。

    そこでプロセスオーナーは、このリスクを低減すべく、マイナンバーの分割送信という対策をとることにしました。

    具体的には、マイナンバー申請フォームでは「マイナンバーの全12桁」を入力させるのではなく、「先頭8桁のみ」を入力させるように改めました。「残りの4桁」(末尾4桁)については、担当社員(”番号確認社員”)に口頭で伝える旨を記載しました。

    この改善の結果、「情報漏洩の懸念が下がった」や「機密情報を全て送信しないので安心だ」といった感想が寄せられるようになりました。

    申請フォーム (Before After)
    ワークフロー図 (Before After)
    各工程の説明 <Click to Open>
    BEFORE (Advanced edition):
    • (1a.社員): 役員従業員は、自身のマイナンバーと扶養親族のマイナンバーを申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • (1b.個人): 個人事業主は、自身のマイナンバーを申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x1.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 〔x2.確認担当を自動セット〕: ワークフロー基盤は、(申請者によるメールアドレス指名を元に)、「番号確認社員」をセットします。 ※[データ更新]
    • 【3.写真書類で本人確認】: 番号確認社員が、対面にて本人性を確認します。 ※ヒューマン工程
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    AFTER (Advanced edition):
    • (1a.社員): 役員従業員は、自身のマイナンバー(先頭8桁)と扶養親族のマイナンバーを申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • (1b.個人): 個人事業主は、自身のマイナンバー(先頭8桁)を申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x1.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 〔x2.確認担当を自動セット〕: ワークフロー基盤は、(申請者によるメールアドレス指名を元に)、「番号確認社員」をセットします。 ※[データ更新]
    • 【3.本人確認し4桁を入力】: 番号確認社員が、対面にて本人性を確認し、口頭で入手した末尾4桁を入力します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x4.文字結合(8桁+4桁)〕: ワークフロー基盤は、「マイナンバー12桁」を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    ワークフロー図のスライダー比較 <Click to Open>

    3. 効果

    この “機密情報の分割送信” による改善効果は以下の通りです。

    • 関係者満足度の向上
      • 情報漏洩リスクに対する不安が軽減され、外部講師の満足度が向上しました。
      • 企業イメージが向上し、業務を円滑に進められるようになりました。
    • 情報漏洩リスクの低減
      • 申請者は、偽の申請フォーム(「全12桁の入力」を求めるフォーム)を見分けやすくなりました。
      • 偽の申請フォームが作られる可能性(申請フォームが模倣される可能性)が下がりました。
    • コンプライアンス対応の強化
      • 番号確認社員による「番号確認」の実施が、「4桁入力」によって明確に記録されるようになりました。
      • マイナンバーを厳重に管理する意識が社内に浸透し、セキュリティリテラシーが向上しました。

    4. 他業務での応用

    この “分割送信” は、マイナンバー情報に限らず、機密性の高い情報を取り扱うあらゆる業務に応用することができます。

    • クレジットカード情報:
      • クレジットカード番号を分割して伝えることで、情報漏洩リスクを低減できます。
      • 例えば、カード番号の前半と後半をそれぞれ別の方法で伝える、といった方法が考えられます。
    • パスワード:
      • パスワードを分割して伝えることで、情報漏洩リスクを低減できます。
      • 例えば、パスワードの先頭10文字とそれ以降をそれぞれ別の方法で伝える、といった方法が考えられます。
    • 医療情報:
      • 名前データをID化し、カルテや検査結果などから削除することで、情報漏洩リスクを低減できます。
      • ID名前テーブルは不必要に伝えない、といった運用が考えられます。
  • 契約更新案内を完全自動化

    契約更新案内を完全自動化

    月次契約の更新意思確認を、毎月20日に全顧客へ自動でメール案内します。

    1. 課題: 遡及解約請求の対応負荷

    ◯◯サービス社は、クラウドサービスをサブスクリプション形式で提供しています。毎月25日までに解約の申し入れがない限り、自動更新されるという利用規約を設けています。

    しかし、契約企業の中には解約の申し入れを忘れてしまうケースがあり、こうした状況を踏まえ、営業担当が毎月20日に全ての契約企業(200社超)へ解約意思確認メールを送付していました。

    ところが、手動によるメール送信では送信漏れが発生し、契約の自動更新後、遡及解約の申し出やクレームが寄せられるケースが頻発。対応に苦慮していました。

    2. 解決策: 契約リストを用いた自動更新の案内

    プロセスオーナーは、”毎月20日9:00に全契約顧客への更新意思確認メールが自動送信される”仕組みを追加設定します。なお、更新意思確認メール文には、契約顧客リストから自動取得した宛名やメールアドレスが差し込まれます。

    契約情報の入力から請求処理に至るまでの手順は、以下の通りです。全契約企業分、繰り返し開始されます。

    • 営業担当は、契約企業の企業名・担当名・担当者メールアドレスや契約サービスの情報を入力します。
    • 入力された情報を元に契約担当者へ更新意思の確認メールが送信されます。
    • (確認メール送信後)5日経過し、顧客から連絡が無い場合、”契約更新の意思有り”と判断し、更新完了案内メールを自動送信します。
    • 管理部は、請求業務を行います。

    契約情報の入力から請求処理に至るまでの手順は、以下の通りです。全契約企業分、繰り返し自動開始されます。

    • 毎月20日9:00に、サブスクリプション更新プロセスが自動開始します。
    • ”x1.契約情報 格納”自動処理工程で、契約リストから契約企業の企業名・担当名・担当者メールアドレスや契約サービスの情報を取得します。
    • 取得された情報を元に契約担当者へ更新意思の確認メールが送信されます。
    • (確認メール送信後)5日経過し、顧客から連絡が無い場合、”契約更新の意思有り”と判断し、更新完了案内メールを自動送信します。
    • 管理部は、請求業務を行います。

    ▼ ワークフロー図上のスライダを左右に操作することでビフォーアフター比較画像をご確認いただけます。

    3. 効果

    • 遡及解約処理の対応時間削減
      更新意思確認を確実に実施することで、顧客の解約忘れを防止し、自動更新後の遡及解約処理にかかる時間とコストを削減できます。
    • 有効な営業活動時間の確保
      契約更新案内の自動化により、営業担当の作業負担が軽減され、業務効率が向上します。営業担当は、新規契約取得や契約継続に向けた活動に集中できます。
    • 顧客コミュニケーションの効率化
      契約更新確認の案内文作成を自動化することで、誤記を減らし、案内文の正確性を向上させます。これにより、問い合わせやクレームが減少し、不要な顧客対応がなくなります。

    4. 事例展開

    請求業務、アフターフォロー対応、打ち合わせ報告、顧客満足度調査等

  • マイナンバーなりすましの防止

    マイナンバーなりすましの防止

    外部委託先からのマイナンバー収集業務。だれが “本人確認” すべきか?

    1. 課題: “本人確認” の形骸化

    〇〇コンサル社は、活発な講習会開催で知られるIT系コンサルティングファームです。外部講師に対して講演料を支払う必要があり「個人事業主(外部講師)へのマイナンバー申請依頼」は日常業務となっています。(マイナンバー収集の業務)

    しかし、経理部門が担当している “本人確認” の業務(マイナンバー法に規定された業務)が形骸化しつつあるのが課題です。

    • “実存確認”: 講演料を受け取る人の名前や住所は何? (”本人確認” の第1段階)
    • “番号確認”: その名前や住所を持つ人のマイナンバーは何? (”本人確認” の第2段階)

    経理部の担当者は、本来であれば、「目の前にいる人物が外部講師本人か」や「他人名義で講師を引き受けていないか」といった視点で実存(身元)を確認する必要があります。しかし、その手続きにはどうしても講師招聘社員の協力が必要となります。

    現状では、この実存確認の手続きが省略され、番号確認の手続きのみで済まされてしまうケースが多数発生しているのです。(コンプライアンス遵守)

    2. 解決策: 招聘者が “本人確認”

    たしかに経理部のメンバでは “なりすまし” に対して無力です。

    しかし、招聘者(講師を招聘した社員)であれば、「外部講師に “なりすまし” ているヒト」がマイナンバーを持ってきたとしても、気づきます。また、「外部講師が他人に “なりすまし” ている場合」にも、気づく可能性が高くなります。加えて、講師選定段階でマイナンバー収集の必要性を明確に伝え、事前に協力を依頼しておくことも可能です。

    そこでプロセスオーナーは、「経理部の誰か」に割り当てられていた “本人確認” の工程(=”3.写真書類で本人確認”)が、「招聘者」(=”番号確認社員”)に割り当たるようにワークフロー・アプリを改編しました。

    これにより、外部講師からのマイナンバー収集において、マイナンバー法に沿った “本人確認” が実践されるようになりました。

    ワークフロー図 (Before After)
    各工程の説明 (click to open)
    BEFORE (Advanced edition):
    • (1a.社員): 役員従業員は、自身のマイナンバーと扶養親族のマイナンバーを申請します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • (1b.個人): 個人事業主は、自身のマイナンバーを申請します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x2.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 【3.写真書類で本人確認】: 経理部の若手の誰かが、対面にて本人性を確認します。 ※ヒューマン工程
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    AFTER (Advanced edition):
    • (1a.社員): 役員従業員は、自身のマイナンバーと扶養親族のマイナンバーを申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • (1b.個人): 個人事業主は、自身のマイナンバーを申請します。あわせて番号確認担当者のメールアドレスを登録します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x1.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 〔x2.確認担当を自動セット〕: ワークフロー基盤は、(申請者によるメールアドレス指名を元に)、「番号確認社員」をセットします。 ※[データ更新]
    • 【3.写真書類で本人確認】: 番号確認社員が、対面にて本人性を確認します。 ※ヒューマン工程
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    ワークフロー図の比較 (※画像比較スライダー)

    3. 効果

    この “担当者変更” による改善効果は以下の通りです。

    • 業務効率の向上
      • 本人確認作業の担当者を経理部から招聘者に変更することで、経理部の負担が大幅に軽減されました。
    • コンプライアンスの徹底
      • 招聘者が本人確認を行うことで、マイナンバー法に基づいた適正な本人確認が徹底されるようになりました。
      • 本人確認の責任が明確化され、なりすまし等の不正行為のリスクを低減されました。
    • 講師との信頼関係の構築
      • 招聘者が講師に対して本人確認を行うことで、講師とより深い信頼関係を築けるようになりました。
      • マイナンバー収集の必要性を事前に説明することで、講師の理解と協力を得やすくなりました。
    • ログの活用
      • ワークフローアプリのログを活用することで、本人確認漏れ等の監査がしやすくなりました。
      • 講師情報のデータベース化により、講師選定や業務連携がスムーズになりました。

    4. 他業務での応用

    “担当者変更” は、マイナンバー収集以外にも、さまざまな業務で応用できます。

    • 外部業者との契約手続き
      • 外部業者との契約時における本人確認の不徹底
      • 契約を担当する社員が直接本人確認を行うことで、契約相手の実在性を確保
    • 新規採用時の手続き
      • 新規採用者の本人確認が不十分で、採用詐欺のリスク
      • 採用担当者が面接時に本人確認を徹底し、書類の真偽を確認
    • 研修参加者の登録
      • 研修参加者の登録時における本人確認が不十分で、不正参加のリスク
      • 研修担当者が登録時に本人確認を行い、参加者の身元を保証
  • 混乱させないマイナンバー受付

    混乱させないマイナンバー受付

    申請フォーム…、色々なヒト向けにアレやコレや書かれているけど…。

    1. 課題: 長すぎる説明文

    〇〇コンサル社は、約50人の精鋭コンサルタントで構成されたIT系コンサルティングファームです。

    各業界の最新情報を収集するため、頻繁に外部講師を招聘した社内講習会を開催しています。そして、その講演料支払いのためマイナンバーを申請するよう、都度、外部講師に依頼しています。(マイナンバー収集の業務)

    • ワークフローを起動する公開Webフォーム “1.申請” (Before)

    しかしその申請フォームには、「社員向けの説明文」と「個人事業主向けの説明文」が混在しており、外部講師にとって分かりにくいインターフェースと言わざるを得ない状況でした。

    2. 解決策: 対象グループごとの申請フォーム

    〇〇コンサル社ではこの課題を解決すべく、公開Webフォーム(申請フォーム)を、入社予定者等に利用してもらう “社員用”外部講師等に利用してもらう “個人事業主用” に分離する方針としました。

    すなわちプロセスオーナーは、”ワークフロー・アプリ” の開始ポイント([メッセージ開始イベント Form])を2つに増やし、

    • 公開Webフォーム “1a.社員” では「役員従業員向けの説明文」だけが表示されるように、
    • 公開Webフォーム “1b.個人” では「個人事業主向けの説明文」だけが表示されるように、

    それぞれ改めました。その結果、外部講師はスムーズにマイナンバーを申請できるようになりました。

    ワークフロー図の Before After 比較 (※画像比較スライダー)
    ワークフロー図の詳細 (click to open)

    Before (Advanced edition):

    • (1.申請): 申請者(役員従業員や個人事業主)は、自身のマイナンバーを申請します。役員従業員は扶養親族のマイナンバーも申請します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x2.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 【3.写真書類で本人確認】: 経理部の若手の誰かが、対面にて本人性を確認します。 ※ヒューマン工程
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]

    After (Advanced edition):

    • (1a.社員): 役員従業員は、自身のマイナンバーと扶養親族のマイナンバーを申請します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • (1b.個人): 個人事業主は自身のマイナンバーを申請します。 ※[メッセージ開始イベント(フォーム)]
    • 〔x2.受理文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「受理通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    • 【3.写真書類で本人確認】: 経理部の若手の誰かが、対面にて本人性を確認します。 ※ヒューマン工程
    • 【4.給与クラウドに登録】: 経理部の誰かが、申請者のマイナンバーを給与クラウドに登録します。 ※ヒューマン工程
    • 〔x5.通知文を自動生成〕: ワークフロー基盤は、「手続完了通知メール」の本文を組み立てます。 ※[データ更新]
    公開フォームのサンプル (click to open)

    3. 効果

    この “申請フォームの分離” による改善効果は以下の通りです。

    • 申請プロセスの簡略化 (申請者):
      • 必要な情報が明確になり、混乱が減少しました。
      • 特に個人事業主にとっては、シンプルで直感的な申請が可能となりました。
    • 申請時間の短縮 (申請者):
      • 分かりやすいガイド文により、申請に要する時間が短縮されました。
    • 問い合わせ対応コストの削減 (経理部):
      • 明確な区別があることで、申請者からの問い合わせが減少しました。
      • 申請者からの問い合わせが減少したことで、他の業務に集中できるようになりました。
    • 法令遵守の強化:
      • マイナンバー収集におけるガイドラインが明確化され、コンプライアンスリスクが低減しました。
    • 外部講師の満足度向上:
      • シンプルな申請プロセスを体験し、〇〇コンサル社への印象が向上しました。
      • 〇〇コンサル社からの再度の協力依頼にも応じやすくなりました。

    4. 他業務での応用

    申請フォームの分離は、マイナンバー収集以外にも、様々な業務で活用できます。

    • 経費精算
      • 社員向けと役員向けで、経費精算の申請フォームを分離し、それぞれの申請に必要な情報を明確化する。
      • 例えば、役員向けには接待費用の入力項目を追加する。
      • 例えば、社員向けには旅費交通費用の入力項目を簡略化する。
    • 休暇申請
      • 有給休暇と病気休暇で、申請フォームを分離し、それぞれの申請に必要な情報を明確化する。
      • 例えば、病気休暇には診断書の添付項目を追加する。
      • 例えば、有給休暇には希望休暇と振替休暇の選択項目を追加する。
    • 出張申請
      • 国内出張と海外出張で、申請フォームを分離し、それぞれの申請に必要な情報を明確化する。
      • 例えば、海外出張にはパスポートの有効期限の入力項目を追加する。
      • 例えば、国内出張には宿泊施設の予約状況の確認項目を追加する。
    • 購買申請
      • 消耗品とIT機器で、申請フォームを分離し、それぞれの申請に必要な情報を明確化する。
      • 例えば、IT機器には型番やスペックの入力項目を追加する。
  • 不採用通知こそ定型文を自動送信

    不採用通知こそ定型文を自動送信

    この記事の要点
    • 不採用通知の手動送信が負担で先延ばしになりがち。
    • ワークフローを改編し、不採用通知を定型文で自動送信する仕組みを導入。
    • 自動送信により業務効率が向上し、担当者の心理的負担も軽減される。

    1.課題:不採用通知メール送信の先延ばし

    W社は、創業3年目のIT系スタートアップ企業で、従業員は約30人です。資金調達も順調に進み、人材採用を強化しています。応募者数が増える中で、採用担当者の業務負荷も増加しました。対策として、スケジュールの自動登録による手作業の削減や、書類選考プロセスの厳格化による面接数抑制を実施してきました。

    しかし、これらの対策だけでは採用担当者の負担を完全に軽減することはできませんでした。特に、結果連絡等の応募者との連絡業務は手作業であり、負担が依然として残っています。

    中でも、不採用通知メールの送信は心理的負担も大きく、他の業務を優先してしまい後回しになりがちです。その結果、不採用通知の送信漏れが発生し、応募者からの催促の連絡が増加していました。

    2.解決策:不採用通知を定型文で自動送信

    プロセスオーナーは、各採用ステップにおいて応募者が不合格となった場合、自動的に不採用通知メールが送信されるようにワークフローを改編します。

    Before :

    詳細を見る
    • 各採用ステップで不合格となった場合、採用担当者は処理画面で「不採用」ボタンをクリックすると、採用プロセスが終了します。
      採用担当者は、自身のメーラーから応募者に「不採用通知メール」を送信します。
    • 「不採用」処理を行う工程:
      • 応募を受け付けて書類の不備等を確認する[1-1.応募受付]
      • 書類選考の結果を確認する[3-1.確認/一次日程]
      • 一次面談の結果を確認する[4-1.確認/二次日程]
      • 社長面接の結果を確認する[5.結果確認]

    After :

    詳細を見る
    • 各採用ステップで不合格となった場合、採用担当者は処理画面で「不採用を通知して終了」ボタンをクリックすると、応募者に対して定型の不採用通知メールが送信されます。
    • 「不採用」処理を行う工程:
      • 応募を受け付けて書類の不備等を確認する[1-1.応募受付]
      • 書類選考の結果を確認する[3-1.確認/一次日程]
      • 一次面談の結果を確認する[4-1.確認/二次日程]
      • 社長面接の結果を確認する[5.結果確認]
    • なお、本ワークフロー図では以下のメールも自動送信される設定になっています。
      • 応募フォームからの受付完了時には受付完了メール
      • 合格の場合、[5.結果確認]工程で合格通知メール

    Compare Before/After

    (スライダを動かせます)

    3.効果

    業務効率化

    • 不採用通知の自動送信により、採用担当者の手間が大幅に軽減されます。

    応募者満足度向上

    • 迅速かつ確実に不採用通知が送信されることで、応募者への対応がスムーズになり、不満や問い合わせの減少が期待できます。

    心理的負担の軽減

    • 採用担当者が不採用通知の送信を後回しにする心理的負担が軽減され、業務全体のパフォーマンスが向上します。

  • SMS通知を追加して見逃し防止

    SMS通知を追加して見逃し防止

    障害発生時にSMS通知を行うことで、通知の見逃し確率を下げ、より迅速に障害対応できるようにします。

    1.課題:見落とされがちな障害通知メール

    システム運用会社X社では、運用管理しているシステムの障害発生通知を運用担当者にメールで行っていました。 しかし、メール通知を見逃し、障害対応の着手が遅れることがありました。 対応が遅れることで障害発生時間が長引き、SLA(サービスレベル契約)違反となるケースや、顧客からクレームをもらうケースが発生していました。

    2.解決策:SMS通知の追加

    メール通知の見逃しを防ぎ、迅速な対応を実現するために、プロセスオーナーは、障害発生時にSMS通知を追加するようフローを変更します。SMSはメールよりも即時性が高く、携帯電話の通知機能により即座に認識可能で、見逃しのリスクが低いという特性があります

    Before :

    障害が発生した場合、通知メールが送付された後、情報システム部長/副部長に「アサイン」タスクが回されていました。

    After :

    障害が発生した場合、まずSMS通知され、通知メールが送付された後、情報システム部長/副部長に「アサイン」タスクが回されます。

    3.効果

    3.1 早期の障害復旧

    • SMS通知が加わることで、通知の見逃しリスクが減少します。障害発生をすばやく把握できることで、迅速に対応を開始できます。
    • 対応着手が早くなることで、障害発生から復旧までにかかる時間が短縮できます。

    3.2 顧客満足度の向上

    • 障害発生時間が短縮できることで、顧客満足度の向上が期待できます。

    3.3 通信の冗長性の向上

    • メールと異なる経路で通知されることで、メールサービスでトラブルがあった場合でも通知が届きます。

    4.事例展開

    以下の業務でSMS通知できるようにします。

    • 製造ラインでの異常検知
    • 物流(配送中の貨物)における異常検知
  • 多数決承認で決裁スピードを向上

    多数決承認で決裁スピードを向上

    多数決での承認にルール変更することで、迅速な意思決定を可能にします。

    1.課題:全員承認では時間がかかりすぎる

    A社では、社内規程に基づき、1億円を超える稟議申請において、承認者全員の承認が必要とされていました。承認者が1人でも反対した場合、申請が差し戻されます。担当者にヒアリングしたところ、差し戻しがあった際、反対した承認者を個別に説得するための会議が頻繁に発生していることがわかりました。この調整には多くの日数がかかることから、結果として迅速な意思決定が阻害されていました。

    2.解決策:多数決承認にルール変更

    承認者が増えてきたことを勘案し、社内規程を見直して、1億円超3億円未満の稟議申請において承認者の過半数の承認により決裁となるよう変更しました。 プロセスオーナーは、承認数が自動でカウントされ、過半数かどうか判断されるようにフローを変更しました。

    Before :

    承認者全員に承認タスクがまわされ、全員が承認した場合のみ決裁と判断されていました。

    After :

    承認者全員に承認タスクがまわされます。承認されると承認者数が自動でカウントされます。承認者数が過半数の場合、決裁と判断されます。

    3.効果

    3.1 意思決定の迅速化

    • 過半数の承認により決裁されることで、全員の承認を得る場合よりも時間が削減され、迅速に意思決定できます。

    3.2 担当者の負担軽減

    • 稟議申請のプロセス全体の管理にかかる時間と負担を軽減し、総務担当者はより多くの案件に対応できるようになります。

    4.事例展開

    以下の業務で多数決承認ができるようにします。

    • 成果物の承認プロセス
    • 予算の承認プロセス
    • 新商品の開発承認プロセス
  • 遅延作業を別スタッフへ自動割当

    遅延作業を別スタッフへ自動割当

    出荷梱包作業の遅延を検知し、別担当者へ作業を自動で割り振り、作業チームの稼働率を向上します。

    1.課題:作業完了時間のばらつきによる遅延

    ◯◯アウトソーシング社は、出荷作業を受注から3時間以内に終えるサービスレベルで業務を受託しています。梱包作業チームのスタッフは、受注管理チームの指示に従い、梱包作業を実施します。

    多数の出荷案件を受注した場合、1人のスタッフに複数の梱包作業が割り当てられます。案件ごとに梱包作業にかかる時間は異なり、一部のスタッフは梱包作業に時間がかかり、次の作業に着手できないことがあります。一方で、手が空いているスタッフは、他スタッフが担当している未着手作業に気づくことができず、結果、梱包作業の着手が遅れ、出荷納期に間に合わず、問題となっています。

    2.解決策:遅延作業を別スタッフへ割当

    ◯◯アウトソーシング社は、梱包作業チームの稼働効率を最適化するために、作業割当ルールを変更します。

    プロセスオーナーは、作業割当後、2時間経過した未完了の作業を他のスタッフに自動割当する仕組みを追加設定します。

    Before :

    出荷指示から梱包作業までの流れは以下です。

    • 通販受注管理チームから”1.出荷指示入力”工程で出荷先住所や納品物が入力されます。
    • 管理チームリーダの指示内容確認後、梱包作業スタッフへ作業が割り当てられます。
    • 梱包作業完了と同時に、出荷先へ発送メールが送信されます。

    After :

    出荷指示から梱包作業までの流れは以下です。

    • 通販受注管理チームから”1.出荷指示入力”工程で出荷先住所や納品物が入力されます。
    • 管理チームリーダの指示内容確認後、梱包作業スタッフへ作業が割り当てられます。
    • ”4.梱包完了”工程が2時間で処理完了しなければ、別のスタッフに梱包作業が割り当てられます。
    • 梱包作業完了と同時に、出荷先へ発送メールが送信されます。

    3.効果

    3.1 出荷納期の遵守

    • 梱包作業チームの稼働率が上がることにより、梱包作業開始の遅延が防止でき、出荷案件の納期遵守が期待できます。

    3.2 人件費増の抑止

    • 梱包作業の割振が平準化され、スタッフの作業効率が向上します。スタッフの増員が不要となり、人件費増の防止が期待できます。

    3.3 管理作業の効率化

    • 梱包作業チームの負荷が均等になることで、チームの管理者は、チームスタッフの作業負荷を調整する必要がなくなります。

    4.事例展開

    問い合わせ対応、クレーム対応、稟議申請、見積作成 等

  • 見積書を確実に届けて受注率UP

    見積書を確実に届けて受注率UP

    ダウンロード状況の可視化で、顧客対応コストも削減!

    1. 課題:ダウンロード状況の把握困難

    株式会社◯◯の営業事務員は、見積書の発行・送付業務を担当しています。

    従来、顧客への見積書送付は、自動生成された期限付きのファイルダウンロードフォームで行われていました。しかし、この方法では、フォームの有効期限までに顧客が実際にダウンロードしたかどうかを確認することができず、以下のような問題が生じていました。

    • 未ダウンロードの見積書が存在する可能性があった。
    • 未ダウンロードの可能性がある場合、個別に顧客へ再送付する必要があり、事務作業の非効率化につながっていた。

    2. 解決策:ダウンロード完了通知の導入

    プロセスオーナーは、ワークフローに「ファイルダウンロード完了通知」機能を追加します。

    これにより、顧客がファイルをダウンロードし、送信ボタンをクリックすると、担当者に自動で通知メールが送信されます。

    Before :

    1. 登録する
    • 担当者は、見積書ファイルを登録します。
    1x. ダウンロードURL生成
    • ファイルのダウンロードURLが自動生成されます。
    2. ダウンロードする
    • 期限付きのファイルダウンロードフォームが自動生成されます。
    • 7日経過後、ファイルダウンロードフォームがクローズされます。
    3. URL確認
    • 担当者は、ファイルダウンロードフォームのURLが確認できます。

    After :

    1. 登録する
    • 担当者は、見積書ファイルを登録します。
    1x. ダウンロードURL生成
    • ファイルのダウンロードURLが自動生成されます。
    2. ダウンロードする
    • 期限付きのファイルダウンロードフォームが自動生成されます。
    • 顧客がファイルをダウンロードすると、担当者に通知されます。
    • 7日経過後、ファイルダウンロードフォームがクローズされます。
    3. URL確認
    • 担当者は、ファイルダウンロードフォームのURLが確認できます。

    Before / After 比較(スライダが動きます)

    3. 効果

    顧客対応の効率化

    期限までにダウンロードしていない顧客に対して、個別に連絡する必要がなくなり、事務作業の負担が軽減されます。

    見積書送付の確実性向上

    ダウンロード状況を把握することで、見積書が確実に顧客に届けられていることを確認できます。

    4. 他業務での応用

    顧客対応業務

    • 顧客への資料送付:パンフレット、契約書、請求書など
    • 顧客への情報提供:イベント案内、キャンペーン情報、新製品情報など
    • 顧客からの問い合わせ対応:資料請求、クレーム対応、質問対応など

    マーケティング活動

    • プレスリリースの送付
    • ホワイトペーパーのダウンロード提供

    人事・労務

    • 給与明細書の送付
    • 各種書類の配布