サブプロセス化された業務のデータを親プロセスで一元管理
20230412-PR-ja-v150-subprocess-management.pdf
SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役 CEO 今村元一)は4月17日、ノーコード開発プラットフォーム『Questetra BPM Suite』の新バージョン15.0を公開しました。新バージョン15.0では、子プロセス(サブプロセス)のデータを親プロセスから参照できるようになり、業務プロセスの効率的な分割運用が可能となります。
例えば、受注から請求に至る業務プロセスには、顧客登録など多くのサブ業務が含まれるとともに、複数の部署が関わります。この様な大規模な業務プロセスでは、サブ業務毎にプロセスを改良したいというニーズや、部署毎に業務データを管理したいというニーズが多く見られました。『Questetra BPM Suite』では、大規模プロセスを分割する機能(サブプロセス化)により、この様なニーズに対応してきました。しかし、分割データの管理が困難になってしまうという課題があったと言えます。
新バージョン15.0では、分割された複数の子プロセスのデータを親プロセスから参照できるため、子プロセス毎のデータ管理に加え、大規模プロセス全体のデータを一括して管理できるようになります。
Questetra BPM Suite とは
Questetra BPM Suiteは、クラウド型の業務プロセス管理システム (SaaS BPMS) です。業務フロー設計やタスク自動化、進捗管理などの機能があります。視覚化された業務プロセスとAPI連携で業務効率化が実現し、社内のコミュニケーションやコラボレーションの改善に貢献します。カスタマイズが容易であるため、各組織に応じた業務プロセス管理が可能です。また、クラウド型のため運用コストを抑え、リモート環境での活用も可能です。(業務フロー図サンプル: https://questetra.zendesk.com/hc/ja/articles/360012492211 )
サービスタスク(子プロセス開始)
親プロセスから子プロセスのデータを参照
子プロセスが終了すると、子プロセスのデータを親プロセスに自動反映させる設定が可能になりました。ただし、親プロセスから参照できるデータは、子プロセスで許可されたデータのみとなります。
子プロセスの完了を待機
プロセス間の連携設定において、子プロセスの終了を待機させる設定が可能になりました。つまり、例えば「受注プロセス」(親プロセス)の途中で「納品プロセス」(子プロセス)が自動的に開始される仕組みを構築していた場合、「納品プロセス」(子プロセス)で入力されたデータ(納品日など)を「受注プロセス」(親プロセス)側に反映させることができるようになります。
* 対象エディション: Professional

* 詳細については、リリースノートをご参照ください。
Ver. 15.0 リリースノート: https://support.questetra.com/ja/versions/version-150/
