大量のデータ入力作業に掛かる手間を削減
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SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役 CEO 今村元一)は4月11日、No-Code 開発プラットフォーム 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン14.0を公開しました。新バージョン14.0からは、担当者が業務データファイルをアップロードすることで、大量の業務案件を “一括” スタートできるようになります。
コロナ禍の影響でテレワークが進む中、電子化や業務進捗の見える化を実現するワークフローシステムが注目されています。一般的なワークフローシステムでは、業務案件を開始する際、担当者は1件ずつ業務データを入力します。従って、複数の業務案件を開始する場合には、その件数分の入力が必要になります。ワークフローシステムに分類される『Questetra BPM Suite』も、この点について同様でした。
新バージョン14.0からは、担当者は業務データが記録されたファイルをアップロードして、複数の業務案件を一括開始できるようになりました。例えば、固定資産の評価業務で、固定資産一覧ファイルをアップロードすると、それぞれの固定資産に対して評価が行われる業務案件を一括開始できます。
Questetra BPM Suite とは
『Questetra BPM Suite』は、ペーパーレス環境やリモートワーク環境を推進するための No-Code 開発プラットフォーム です。業務案件は業務フロー図に従ってコントロールされ、案件が人間工程に到達すれば担当者はアウトプットを求められます。また、案件が自動工程に到達した際には、「PDFの生成」や「クラウドストレージへの保存」といった既定の処理(サーバサイド処理)が自動的に行われます。(BPM: Business Process Management)
「稟議承認フロー」「文書翻訳フロー」「品質チェックプロセス」「請求書発行プロセス」といった様々な業務に適用していただけます。各業務のプロセスオーナーは日々の業務の中で少しずつ「業務プロセスの改善」を実践できます。(業務フロー図サンプル)
業務案件一括開始
TSV(Tab Separated Values)で作成された業務データ一覧ファイルを、担当者がアップロードすると、行数分の業務案件を、業務データが入力された状態で、一括開始させられるようになりました。ワークフローアプリに応じた、TSVファイルのテンプレートをダウンロードすることもできます。
その他の機能改良について
Google ドライブ 共有範囲の追加
自動処理工程を利用して、Google ドライブのファイルやフォルダについて共有範囲の追加をコントロールできるようになります。例えば、社内通達文書の原稿が承認されると、それまで部内でのみ閲覧許可されていた原稿が、全社(ドメイン)で閲覧許可されるように自動設定される仕組みを構築できるようになります。※対象エディション: Advanced, Professional
工程処理フォーム画面に動画挿入
工程処理フォーム画面に HTML の video タグを埋め込めるようになりました。video タグを利用して工程処理のマニュアル動画が表示されるように設定すると、作業者への教育コストの抑制や業務ミスの低減が期待されます。
ヒューマン工程以外に滞留した業務案件の一覧表示
従来、ワークフロー図において滞留した業務案件の一覧はヒューマン工程(※)でのみ表示可能でした(ヒートマップ機能)。バージョン14.0より、HTTPリクエストを待ち受けるアイテムなど、ヒューマン工程以外のアイテムでも、滞留している業務案件の一覧を表示させられるようになりました。※人に処理される工程
★詳細については、リリースノートを御参照ください。
Ver. 14.0 リリースノート: https://support.questetra.com/ja/versions/version-140/

