※ 2020年10月に「G Suite」の名称は「Google Workspace」に変更されました。

「MFクラウド会計」に不満って、、、ありますか?

そう聞かれたことがあって、イロイロ考えてみました。そしてマトメてみました。先に言い訳しておくと「満足」しています。単純に「不満はあるか?」と聞かれて「ナイと即答できなかった」というダケの話です。私にとっては、、、Google さんの『G Suite』のように「ナイと仕事にならない」訳ではありませんが、「無くなると超コマル」ものです。(?)。※ もっとも我々自身が「SaaS ベンダ」であって、「SaaS 製品」はスグに好きになってしまう傾向が強いので、、、一般の方は、ソコんトコ、割り引いて読んでもらった方がイイかも知れません。

==MFクラウドさんに対する不満?==
1. APIがない
2. ログイン履歴が分からない
3. 主力製品の月次売上が比較しづらい
4. 次年度の入力もしたい
5. クレジット決済通知が遅い
1. APIがない

やはり「業務データを投入するクラウド」である以上、オープンなAPIを設けて欲しいです。

私の場合、「確定した売上高が1秒でも早く記録されるような仕組み」を構築したいのです。その為なら、少々の努力は厭わないのデス。

もう少し細かい話をすれば、、、『受注(契約)が社内ワークフローで承認された瞬間』(もちろん『Questetra BPM Suite』で)に、、、未来日付の「売掛金売上高」や「前受金売上高」そして「銀行入金額」が決まります。なので、決済履歴情報(銀行入金ログやカード決済通知)を待つことなく、それらが振替伝票データとして自動的に投入されていて欲しいのです。

現在は『Questetra BPM Suite』で、承認された契約データから「MFクラウド・インポートファイル」(CSV)が自動生成される仕組みを運用しています。そのCSVファイルは、手作業で(!)MFクラウド側にインポート(仕訳帳インポート)されます。ちなみに、銀行入金については入金期限日での「未実現ステータス」で登録されます。(同期された銀行ログを削除し、情報が詳細なCSVデータの摘要を「実現」にします)

もちろん、OAuth2(できれば Authorization Code Grant)、でAPI連携させたいところではありますが、いや、もう Basic 認証でも構いません。

#管理職者視点:生産性を向上したい。

会計システムの API 公開は、色々と懸念事項があるのだと推察しています。確かに振替伝票の Create が暴走すると企業会計が崩壊しかねません。ただ、FinTech な未来を考えた時に「手作業による振替伝票登録」というオペレーションは考えづらいです。RPA ロボットに任せるオペレーションに走れば、「スクリーンスクレイピング」と同様に負の遺産になりかねません。MFクラウド会計であれば、強制的に「未仕訳」のステータスになる、という仕様から始めれば良いと考察しています。
2. ログイン履歴が分からない

誰がいつ操作したのか、分かるようにして欲しいです。

クラウドである以上、インターネット環境があれば、いつでもどこからでも操作できるワケです。私の場合、「いつ誰が」ログインしたのか、は、、、どーしても知りたいのです。(小市民)。できれば「接続元IP」とセットでログイン履歴を残して欲しいのです。会計士さんにも、リードオンリーな権限でログインしてもらっていますが、ログインしたかどうかくらいは知りたいのです。

もちろん、ホントは「接続元IP」で制限できるようにして欲しいです。「誰かに売上情報が操作されてるかも??、閲覧されてるかも??」そんな不安で夜も眠れない、、、という程ではありませんが、、、、「なんちゃってセキュリティ」であっても、IP制限は有効だと思ってます。(e-Discovery とまでは言いません)

#システム管理者視点:漏洩や改ざんの不安からの解放されたい。

3. 主力製品の月次売上が比較しづらい

積み上げ棒グラフの「上下積み上げ順」を、逆にして欲しいです。

まぁ、細かい話っちゅやソレマデですが、、、売上割合が最も高い「主力製品売上」が、積み上げ棒グラフにおいて「上」にくるのです。よって「主力製品売上」の月次比較がしづらいのです。もちろん「表」では「主力製品売上」は一番上でなければなりません。。。でも「積み上げ棒グラフ」は一番下がイイと、、、ずーーーっと思ってます。

現在は取締役会の度に、この表データをダウンロードし、エクセルさんで加工し。。。

#管理職者視点:データ二次加工から卒業したい。(オザキ風)

4. 次年度の入力もしたい

翌事業年度の売上も、登録したいです。

我が社の場合、サービスの「売上高」は月次計上にしています。しかし「入金」が毎月であるとは限りません。つまり、年間契約では「普通預金」は1レコードに対し「前受金売上高」が12レコード発生します。つまりショッチュウ(←頻繁に)、翌事業年度の売上を記録したいと思ってしまう訳です。

現在は、『Questetra BPM Suite』から「翌事業年度分の振替伝票」という Google Spreadsheet ファイルに一次退避させています。(API で自動追記)。そして、事業年度の切り替わりの際に、ドカーーーンとインポートする、というオペレーションをとっています。

#管理職者視点:「未実現」ステータスでもいい。来年の売上見込だって、リアルタイムで見たい。(ボンレスハム風・ウォッシュレット風)

5. クレジット決済通知が遅い

MFクラウド会計の利用料決済を、早めて欲しいです。

会計システムはリアルタイムの試算表や月次決算を支援すべき立場にあります。にもかかわらず、MFクラウド会計自身の利用料チャージ(クレジットカードへの請求)が異常に遅いのです。具体的には、(「末日日付での請求」は同意できる仕様ながら)、「翌々月支払い」の明細でようやく集計される状態です。(これは他社サービスと比較しても、ずば抜けて遅い状態です)

現在は、たとえば決算書を作成する際、カード明細に載ってない「MFクラウド利用料」を手作業で未払金に計上しなければなりません。。。コレ、どうゆーコト?

PS: 以上、好き勝手書いてスミマセン。。。MFクラウド会計、とっても素晴らしいサービスです。満足度は高いです。少なくとも向こう5年くらいは浮気しないと思います。。。(手遅れ感が漂う?)

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