ワークフローアプリ間の連携

Questetra BPM Suite では、

 「ワークフローアプリX」(親アプリ)の途中で、
 「ワークフローアプリY」(子アプリ)を呼び出す

という形で、ワークフローアプリ同士を連携させることができる。

  • Step1. 子アプリに[メッセージ開始イベント(HTTP)]を配置し、アプリを予め稼働(リリース)させておく。
  • Step2. 親アプリに[サービスタスク(子プロセス開始)]を配置、呼び出す子アプリを指定し、アプリを稼働(リリース)させる。

利用するモデリング要素

〈サービスタスク(子プロセス開始)〉

  • 送信するデータ項目を指定するだけで、ワークフローアプリ同士の連携を簡単に実現できる。

〈メッセージ開始イベント(HTTP)〉

  • HTTP リクエストを受信すると新規プロセスが自動的に開始される。

※[メッセージ送信中間イベント(HTTP)]を用いる方法もあるが、本記事では触れない。

連携させる理由

「ワークフローアプリ同士を連携させる理由」(ワークフローアプリを分割する理由)は様々だ。主な理由は次の6つ。

1. フローの可視性

大きなフローを小さな単位に分けることで、個々のフロー図がシンプルになり、関係者が理解しやすくなる。

2. データの共通化

親プロセスの業務データが子プロセスへ自動転記されるため、入力ミスのリスクを削減できる。

3. フローの再利用性

よく使う手順(例:法務審査、翻訳、検品)を子アプリ化しておくことで、複数の親アプリから利用できるようになる。

4. スケーラビリティ

親アプリ内のループ構造から子プロセスが複数起動される設定にすれば、「1対多」の親子関係を容易に実現できる。

5. 責任範囲の明確化

親アプリ「請求フロー」を営業部に担当させ、子アプリ「入金確認フロー」を経理部に担当させる等、データ閲覧権限やプロセス改善責任を切り分けられる。

6. トラブル隔離とリトライの簡素化

子プロセスがエラーになった場合でも、子プロセスだけ再実行できるようになる。障害対応負荷を下げることができる。

具体的な利用例

親アプリ

子アプリ・孫アプリ

子プロセスの終了を待機する/しない

ブログ制作フロー

翻訳フロー

待機する

Webコンテンツ制作フロー

翻訳フロー

待機する

契約プロセス

法務チェックプロセス

待機する

請求フロー

入金確認フロー

待機しない

配信リスト設定プロセス(ループ構造/再帰呼出構造)

メール配信プロセス

待機しない

問合受信プロセス

問合回答プロセス(子アプリ)

待機しない

問合受信プロセス

FAQ改廃プロセス(孫アプリ)

待機しない

このように、ワークフローアプリを適切に分割して連携させることで、可視性・再利用性・運用性の高いプロセス設計が可能になる。 Business Process Management バンザイ!

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