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Google announced that Google Apps would be rebranded as G Suite on September 29, 2016. (Google は、2016年9月29日に “Google Apps” のブランド名を “G Suite” に変更すると発表しました。)

https://en.wikipedia.org/wiki/Google_Workspace

Google announced that G Suite would be rebranded as Google Workspace on October 6, 2020, and that Workspace would emphasize increased integration between the apps, such as the ability to create Docs from within Chats, or start a Meet call from within a presentation. (Google は、2020年10 月6日に G Suite を Google Workspace にブランド変更し、Workspace ではチャット内からドキュメントを作成したり、プレゼンテーション内から Meet 通話を開始したりする機能など、アプリ間の統合の強化を重視すると発表しました。)

https://en.wikipedia.org/wiki/Google_Workspace

「Google Apps 連携ワークフロー製品」が増えた。いや、ホントに増えた。「Google Apps」の導入企業自体が増えているのだから、当然と言えばトウゼンなのだが。。。

Google Apps とは?

なかなか上手に解説できない。

要すると「会社版の Gmail」だ(?!) 出来る事は Gmail と同じだ(!) ただし example@gmail.com ではなく example@questetra.com の様な、”会社のメールアドレス” を Google さんが管理してくれる。もう「自社でメールサーバを運用する」なんて、バカバカしくてやってられない。

なんせ Gmail と同じインターフェースなのだから、慣れるも何も、多くの人がスグに使える。ちなみに、メールだけじゃなく、カレンダー(Google Calendar)と文書管理(Google Drive)などもセットで使える。「コリャ便利だわ」と、クエステトラ社は、会社が設立された日(2008年4月)に申し込んだ。当時の名称は Google Apps Premier Edition。もちろん製品としての弱点や私なりの不満点が無い訳ではないが、やっぱ、スゴイ。。。

ちなみに歴史は、2006年8月に試運転開始、2007年2月に企業向けに本格リリースされ(当時のサービス名称は「Google Apps Premier Edition」)、2009年11月に公式ブログが始まり、情報を入手しやすくなったところ。ちなみにライバル製品は、Microsoft の「Office 365」、IBM の「SmartCloud」。

Gmail のユーザ数は「Yahoo!Mail」や「Hotmail」を抜いて世界一になった(2012年)し、スマホ(Android)のログインIDにも使われているのだから、そりゃー強い。(MS は Outlook.com で巻き返し中??)

Google Apps 連携ワークフローとは?

移動中や外出中にスマホ・タブレットで「仕事する」のもアタリマエになってきた。そして、

  • メール送受信
  • スケジュール共有
  • ファイル管理

などを Google Apps で行っていると、他の業務もオンライン化したくなる。ただ、

  • 稟議を回す
  • 経費を申請する
  • 交通費を精算する

といった仕事を Google Apps 機能だけでオンライン化するのは難しい。そこで、多くの会社では、(1) ワークフロー製品を導入する!、(2) 紙で回す!?!、の二択になっているのが実態だ。

ちなみに、ワークフロー製品とは「業務情報の受け渡し」がオンラインで行われる仕組みと考えれば良いと思う。そして「Google Apps 連携ワークフロー製品」とは、Google Apps にあるデータを活用したり Google Apps にデータ保存したりできるワークフロー製品なのだと思う。

確かに行政や大会社などでは、「紙で回す」という “古いシキタリ” を守ること自体に意味があるのかも知れない。しかし、ほとんどの組織は情報化社会の潮流に従うべきだと思う。

ワークフローの守備範囲?

業務情報をオンラインで受け渡しする、と言っても多岐に及ぶ。

  • 日報(社内報告)
  • 見積書の承認
  • クレームへの対応
  • 見積書の自動生成から納品そして請求書発行までの業務
  • 派遣保守員(フィールドエンジニア)の手配から往訪概要の記録までの業務

など様々な業務が考えられる。「どの業務フローをオンライン化したいか」によってワークフロー製品に求める機能が変わってくる。業務の流れ(「業務フロー」という)が複雑な場合、たとえば、ループ処理・同時並行処理といったフローに対応するワークフロー製品でなければならない。

Google Apps ワークフロー製品には、どんなものがあるか?

『Google Apps Marketplace』が、(当時ナリモノイリで?)、開設された日、Questetra は「ワークフロー」のカテゴリに応募した。

翌日には4製品が掲載され、日本からエントリされた Questetra は「異質な感じ」だったのを覚えている。でも、それをキッカケに世界的なメディア「TechCrunch」に紹介された。(ナツカシイ)

Questetra Helps Managing Business Processes Via The Web, Supports Google Apps (2010-03-16)
“It’s also one of the first applications distributed through the Google Apps Marketplace that launched just last week.”

京都の Questetra はビジネス・プロセスの管理を助ける — Google Appsもサポート (2010-03-17:和文翻訳記事)
“Questetraは、先週オープンしたGoogle Apps Marketplaceを通じて販売される最初の製品のひとつとなっている”

TechCrunch

そして、今日では40のシステムが掲載されるに至っている。

  • [500-1000円] Questetra BPM Suite SaaS Edition
  • [315円] Streamline / ストリームライン
  • [???] cloudstep ワークフロー
  • [???] Gluegent Apps ワークフロー
  • [315円] rakumoワークフロー

もちろん、Marketplace には掲載されていない Google Apps 連携ワークフロー製品は他にもある。

  • サテライトオフィス・ワークフロー
  • [240円] 繋吉ワークフロー
  • [0-2000円] Win2 Workflow for Google Apps
  • [???] Agileworks Google Apps 連携オプション
  • [???] X-point2 Google Apps 連携
  • [???] Cloud Gateワークフロー
  • [???] DSKオプションサービス ワークフロー

最近は “GAE プラットフォーム” (Google App Engine:2009年2月に有料サービスが開始されたサーバソフト稼働環境)で動作するサービスが増えてきた。つまり Google が提供している PaaS と言うシステム基盤の上で動く製品だ。何より運用コストを抑えられる。ただ、多くの場合「Google Apps ユーザしか利用できないワークフロー」と言う事になる。なお Questetra も GAE 基盤上でのシステム運用を何度か検討してみたが、そもそもサーバソフトが大きすぎて GAE PaaS 上で動かすことは現実的でないと考えている。

Google Apps ワークフロー製品を比較するコツ

基本的には「オンライン化させたい業務」をよく検討して選定すべき、としか言えない。つまり、「どんな会社でも Questetra が一番」とは言えない。(言いたいケド・・・)

乱暴なたとえだが、買うべきモノは『自転車』な人に、『自動車』や『トラック』を売りつける訳には行かない。具体的には以下のような検討項目があげられる。

  • 業務フローの種類数
  • それぞれの業務フローの複雑さ
  • 機械的な処理(自動処理)の必要性
  • それらに流れる仕事(案件)の数

ちなみに、Questetra はサービスレベルの実績値を全て公開している。業界的にはスリーナイン(99.9%)が一つの目安だが、2012年はフォーナイン(稼働率99.99%)を記録した。是非参考にして欲しい。

結論

Questetra は、無料からスタートできる。

もし興味あれば、気軽に申し込んで見て欲しい!

PS. 単に「ワークフロー製品」で国内流通製品を調べるとイッパイ・・・

  • 1. R@bitFlow: RICOH JAPAN – 518万円
  • 2. X-point・AgileWorks: ATLED – 【540円/人月】
  • 3. rakumo: 日本技芸 – 【324円/人月】
  • 4. SpaceFinder: ダイキン工業 – 300万円(推)
  • 5. intra-mart: NTT DATA INTRAMART – 【2484円/人月】
  • 6. ワークフローEX: Knowlbo – 【???円/人月】
  • 7. 楽々ワークフロー: 住友電工情報システム – ???万円
  • 8. サイボウズ ガルーン: サイボウズ – 【912円/人月】
  • 9. Streamline: ミトリ – 【324円/人月】
  • 10. WaWaFlow: アイアットOEC – 【702円/人月】
  • 11. J-MOTTOワークフロー: リスモン・ビジネス・ポータル – 【378円/人月】
  • 12. パソコン決裁 DocGear Cabinet: シャチハタ – 86万円
  • 13. LS クラウド・ウェア: リトルソフト – 【324円/人月】
  • 14. MajorFlowクラウド: パナソニックネットソリューションズ – 【432円/人月】
  • 15. OpenCube WorkFlow R/1 for SharePoint: NTTデータ・スマートソーシング – 97万円
  • 16. Create!Webフロー: インフォテック – 74万円
  • 17. Questetra BPM Suite: クエステトラ – 【1000円/人月 ・ 無料】
  • 18. EXPLANNER/FL・FlowLites: NEC – 259万円
  • 19. 組織ワークフロー: ネクストセット – 【100円/人月】
  • 20. Web Plant: キヤノンソフトウェア – 216万円(推)
  • 21. Gluegent Flow: グルージェント – 【???円/人月】
  • 22. アリエル・エンタープライズ: アリエル・ネットワーク – ???万円
  • 23. Activiti: Alfresco Software – OSS
  • 24. cloudstep Workflow: システナ – 【???円/人月】
  • 25. Integrated WorkFlow: エヌシーアイ – ???万円
  • 26. Hi-PerBT ワークフロー: 日立ソリューションズ – ???万円
  • 27. WebSERVE smart ワークフロー: 富士通システムズ – ???万円
  • 28. ExchangeUSE: 富士電機 – 75万円
  • 29. 繋吉ワークフロー: 吉積情報 – 【259円/人月】
  • 30. サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps: Sateraito Office – 【100円/人月】
  • 31. 業務デザイナー: ユニオンシンク – ???万円
  • 32. GlobalFlow5: パナソニック – 75万円
  • 33. eValue NS: 大塚商会 – 145万円
  • 34. desknet’s NEO: – 【716円/人月】
  • 35. 皆伝!ワークフロー: スミセイ情報システム – ???万円
  • 36. Redmine: redmine.org – OSS
  • 37. Image Flow Foundation: 日本ユニシス – ???万円
  • 38. POWER EGG: ディサークル – 96万円
  • 39. ひびき Sm@rtDB: ドリーム・アーツ – ???万円
  • 40. ActionPassport: イーネットソリューションズ – 【453円/人月】
  • 41. Box Workflow: BoxWorks – 【600円/人月】
  • 42. Galileopt NX-I: ミロク情報サービス – ???万円
  • 43. ネクストワークフロー: リンコムネクスト – ???万円
  • 44. IntrameriT Workflow: 都築電気 – 124万円
  • 45. リシテア Flow: 日立ソリューションズ – ???万円
  • 46. ExiveFlow: 丸紅ITソリューションズ – ???万円
  • 47. NIコラボ スマート: NIコンサルティング – 【540円/人月】
  • 48. Joyzo (kintone): Joyzo – 【842円/人月】
  • 49. ALIVE WF: 三菱電機ビジネスシステム – 500万円
  • 50. OpenText Process360: オープンテキスト – ???円
  • 51. Nintex Workflow 2010: リアルコム – ???円
  • 52. ワークフローEX for Dream21: ピー・シー・エー – 75万円
  • 53. Rugthymeワークフロー: 東芝ソリューション – 円
  • 54. Dugong: 電算 – ???円
  • 55. ThemiStruct-ワークフロー: オージス総研 – ???円

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