クラウド型ワークフローv10.4、大規模なマスターデータに対応
「顧客マスタ」や「郵便番号コード表」なども、丸ごと取り込み可能に

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SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役CEO今村元一)は11月2日、クラウド型ワークフロー製品である 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン10.4を公開しました。

新バージョン10.4では、データ入力画面における「コンボボックス・フォーム」(検索セレクト)において、大幅な高速化を実現しました。これにより選択入力フォームにおいて、数万件を超えるような大規模なマスターデータを参照させる設定も可能となります。たとえばワークフロー基盤に「取引先マスタ」を登録しておくことで、見積業務や請求業務などにおける「取引先の選択」をより効率よく正確に行えるようになります。15万レコードに及ぶ「郵便番号住所マスタ」を全件登録することも可能です。

 

コンボボックス(検索セレクト)の高速化について

「選択肢マスタ」(選択肢 XML)を参照するデータ選択フォームにおいて、処理速度が大幅に高速化されます。たとえば15万行におよぶ日本の郵便番号コード表を丸ごと参照し、「住所」「郵便番号」等のデータを補完入力させる設定も可能となっています。以下 URL のデモシステムにて動作確認していただけます。 http://ja.workflow-sample.net/2015/11/zipcode-xml.html

郵便番号コード表からの住所絞り込み

 

その他の機能改良について

デバッグ実行機能の追加

業務プロセス定義(プロセスモデル)のデザイン担当者が、作成中のプロセスモデルをテスト運用(デバッグ実行)できるようになります。これまで、変更箇所が多い場合には別のワークフロー環境上で運用テストするなどの手間が必要でしたが、今後は運用中のプロセスモデルや案件処理のログに影響を与えることなく気軽にテストすることが可能となります。

ユーザタイムゾーン設定機能の追加

案件データや案件処理のログなどの時刻情報について、各ユーザのタイムゾーンで表示できるようになります。システム標準時刻(サーバ時刻)とは異なるタイムゾーンで働く海外拠点スタッフやリモートワーカーも、より分かりやすく時刻情報を認識できるようになります。

リクエスト送信機能の強化

外部サーバに HTTP リクエストを自動送信させる機能において、任意のテキストをリクエスト Body として送出できるようになります。ただし当面は「text/xml」「text/plain」「application/json」のフォーマット(Content-Type)に限定されます。

 

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