Microsoft 365 利用者の利便性を向上
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SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役 CEO 今村元一)は10月12日、クラウド型ワークフロー製品である 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン12.2を公開いたしました。新バージョン12.2では、業務で使用するファイルが「Microsoft OneDrive に自動的にアップロードされる」仕組みを標準機能で構築できるようになります。
新型コロナウイルスの感染拡大防止や働き方改革の施策として、在宅ワークが急速に普及しました。これに伴い、ファイルを安全に共有・管理できるクラウドストレージ(オンラインストレージ)の利用が広がっています。
これまでの『Questetra BPM Suite』では、Google Drive、Box というクラウドストレージで、ファイルのアップロード、フォルダの作成などを行う自動工程が提供されていました。新バージョンからは、さらに Microsoft OneDrive についても、同様のことを実現する自動工程を組み込めるようになります。
例えば、市場調査を行う業務において、最終チェックされた「調査レポート」が Microsoft OneDrive のフォルダに自動的にアップロードされるようになります。手作業によるアップロードの手間を削減できるとともに、アップロード忘れや、アップロード先フォルダの誤りというようなミスを防止できるようになります。
Questetra BPM Suite とは
クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』は、ペーパーレス環境やリモートワーク環境を推進するための業務プラットフォームです。業務案件は業務フロー図に従ってコントロールされ、案件が人間工程に到達すれば担当者はアウトプットを求められます。また、案件が自動工程に到達した際には、「PDFの生成」や「クラウドストレージへの保存」といった既定の処理(サーバサイド処理)が自動的に行われます。(BPM: Business Process Management)
「稟議承認フロー」「文書翻訳フロー」「品質チェックプロセス」「請求書発行プロセス」といった様々な業務に適用していただけます。各業務のプロセスオーナーは日々の業務の中で少しずつ「業務プロセスの改善」を実践することが可能です。(業務フロー図サンプル: https://questetra.zendesk.com/hc/ja/articles/360012492211 )
Microsoft OneDrive へのファイル自動アップロードなど
サービス工程を利用して、OneDrive (Microsoft 365 Business) にファイルを自動的にアップロードできるようになります。他にも、フォルダの作成、ファイル/フォルダの削除とコピーができるようになります。例えば、OneDrive に保存されたファイルが定められた期間後に自動的に削除される、ということが可能になります。
※対象エディション: Advanced, Professional, Enterprise

その他の機能改良について
Box ファイルコピー
サービス工程を利用して、クラウドストレージ Box に保存されているファイルを複製できます。例えば、社員だけがアクセスできるフォルダのファイルを、公開フォルダに自動複製できるようになります。
※対象エディション: Advanced, Professional, Enterprise
仕事一覧の件名による並べ替え表示
「マイタスク」「全プロセス」など、仕事の一覧を「件名」で並べ替えられます。例えば、サービス工程(データ設定)で件名の先頭が取引先名になるように設定されていると、仕事の一覧を取引先名の順番で並べ替えられるようになります。
※サービス工程(データ設定)を利用できるエディション: 全て
スクリプト実行エンジンに GraalJS 追加
スクリプト工程で使用できる実行エンジンに「GraalVM JavaScript (GraalJS)」が追加されました。
※スクリプト工程を利用できるエディション: Professional, Enterprise
★詳細については、リリースノートを御参照ください。
Ver. 12.2 リリースノート: https://support.questetra.com/ja/versions/version-1220/