クラウド型ワークフロー v11.12、 Box連携機能を強化

社外とのファイル共有システムが、より簡単に構築可能に

20191007-PR-ja-v1112-box-integration.pdf

SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役 CEO 今村元一)は10月7日、クラウド型ワークフロー製品である 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン11.12を公開しました。新バージョン11.12では、「Boxフォルダのコントロール」を自動化できるようになります。(Box: クラウド型コンテンツ管理サービス)

「クラウドファースト」(※システム構築を行う際にクラウド利用を優先する)の考え方が広まりつつある近年、それでもなお、情報セキュリティへの漠然とした不安を抱えている組織は少なくありません。確かに「異なるクラウドサービスにファイルを移動する」や「取引先とファイル共有する」といった業務工程において、ヒューマンエラーのリスクをゼロにすることは容易ではありません。

新バージョン11.12からは、業務プロセスの中に「Boxフォルダに閲覧パスワードと閲覧期限の設定」といった自動工程を組み込めるようになります。つまり、たとえば「納品書ファイル」の共有設定が自動的にコントロールされるようになります。これにより、取引先とのファイル共有業務における「設定ミス」や「設定モレ」の発生リスクを大幅に低減できるようになります。

Questetra BPM Suite とは

クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』は、ペーパーレス環境やリモートワーク環境を推進するための業務プラットフォームです。業務案件は業務フロー図に従ってコントロールされ、案件が人間工程に到達すれば担当者はアウトプットを求められます。また、案件が自動工程に到達した際には、「PDFの生成」や「クラウドストレージへの保存」といった既定の処理(サーバサイド処理)が自動的に行われます。(BPM: Business Process Management)

「稟議承認フロー」「文書翻訳フロー」「品質チェックプロセス」「請求書発行プロセス」といった様々な業務に適用していただけます。各業務のプロセスオーナーは日々の業務の中で少しずつ「業務プロセスの改善」を実践することが可能です。(業務フロー図サンプル: https://questetra.zendesk.com/hc/ja/articles/360012492211

Boxフォルダの共有機能について

サービス工程を利用して、Boxに作られたフォルダを共有できるようになります。閲覧用パスワード、閲覧有効期限を設定することができ、業務遂行中に作られる、納品書、請求書、見積書、各種案内書などのファイル成果物を、社外の関係者と安全に共有する、ということが可能になります。(サービスタスク「Box: フォルダ共有リンク作成」)

<Box フォルダ共有設定>

その他の機能改良について

Boxフォルダの検索機能

サービス工程を利用して、Boxフォルダを検索できるようになります。例えば、フォルダの有無を確認し、なければフォルダを作成するという仕組みをより簡単に構築できます。

Boxフォルダの削除機能

サービス工程を利用して、Boxフォルダを削除できるようになります。例えば、閲覧有効期限を過ぎたフォルダを自動的に削除する仕組みをより簡単に構築できます。

HTML5モデラーのプレビュー版

HTML/Javascript を利用したアプリ編集機能(HTML5 モデラー)のプレビュー版を利用できるようになります。2020年前半にFlash モデラーから HTML5 モデラーへ移行する予定です。

詳細については、リリースノートを御参照ください。
Ver. 11.12 リリースノート: https://support.questetra.com/ja/versions/version-11120/

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