クラウド型ワークフローv11.5、OpenAPI仕様に準拠
クラウドファースト時代・APIエコノミー時代のワークフロー基盤ニーズに対応

PR-ja-v115-api-specification-20171120.pdf

SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役 CEO 今村元一)は11月20日、クラウド型ワークフロー製品である 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン11.5を公開しました。新バージョン11.5では、OpenAPI 仕様(旧名 Swagger 仕様)に対応した REST API テスト環境およびドキュメントが整理され、利用者は外部システムからの API 連携プログラムを容易に開発できるようになります。

日常業務の生産性向上のためには業務プロセスの自動化や複数のサービス間の連携が欠かせません。今日では、多くのクラウドサービスにおいて自サービスのリソースにアクセスするための API (Application Programming Interface) が公開され、「API 利用アプリの開発」や「複数サービス間の API 連携」といった事例も珍しくなくなってきたと言えます。

新バージョン11.5からは、「自動工程」による外部システム(外部 API)へのリクエスト自動化だけでなく、外部システムからワークフロー基盤へのリクエスト自動化を推進していただきやすくなります。複数クラウドを運用中の企業であれば、その中核クラウドとしてご利用いただけるようになります。

 

Questetra BPM Suite とは

クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』は、ペーパレス環境やリモートワーク環境を推進するための業務プラットフォームです。

業務案件は業務フロー図に従ってコントロールされ、案件が人間工程に到達すれば担当者はアウトプットを求められます。また、案件が自動工程に到達した際には、「PDFの生成」や「クラウドストレージへの保存」といった既定の処理(サーバサイド処理)が自動的に行われます。(BPM: Business Process Management)

「稟議承認フロー」「文書翻訳フロー」「品質チェックプロセス」「請求書発行プロセス」といった様々な業務に適用していただけます。各業務のプロセスオーナーは日々の業務の中で少しずつ「業務プロセスの改善」を実践することが可能です。(業務フロー図のサンプル: http://ja.workflow-sample.net/

 

OpenAPI 準拠について

ワークフロー基盤に即して動的に生成されるオンラインドキュメントです。開発者は自身のワークフロー基盤用のプログラムコードを効率よく書くことができます。しかも、オンラインドキュメント内にてリクエストの通信テストが実行できるため、様々なデータ送信をシミュレーションしながらのプログラムコード作成が可能です。

  • System Settings API : ユーザや組織、システム特権などワークフロー基盤の設定変更を行う API
  • Workflow API : ワークフローを流れる案件の制御や処理、案件の検索、アプリ特権の管理などを行う API

OpenAPI ドキュメンテーション

 

その他の機能改良について

全担当者処理完了オプションを追加

従来の「1人が処理完了すれば、案件は進む」に加え、「全員が処理完了するまで、案件は進まない」ように工程を設定することができます。担当者全員に回覧したい、といったシーンで活用いただけます。

シングルサインオン(SAML)設定の強化

ID Provider の設定にて「認証情報有効期間」を設定できるようになり、Google を ID Provider として利用できるようになります。また、証明書に利用できる暗号化方式で、より高度なアルゴリズムにも対応します。

外部送信メールにて STARTTLS に対応

Questetra BPM Suite からのメール送信にて、暗号化通信に対応します。相手メールサーバが STARTTLS に対応していれば、セキュアなメール送信が可能となります。

リリースノート: https://support.questetra.com/ja/versions/version-1150/

 

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