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業務プロセス改善のためのグラフ分析機能を追加

SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役CEO今村元一)は11月10日、クラウド型ワークフロー製品である 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン10.0を公開しました。

およそ2年ぶりの大型バージョンアップとなる新バージョンでは、ワークフローに流れた案件データをグラフィカルに集計する機能(フィルタリング・チャート)などの機能が強化されました。例えば、必要な承認をうけ請求書PDFが自動生成された案件について、その「月別の請求額合計の遷移」をリアルタイムにグラフ化し、事業進捗を分析できるようになります。

またバージョン10.0の発売にあわせて、これまで「5ユーザまで」であった無料利用枠を「10ユーザまで」に拡大いたしました。小規模事業者様や特定部署の利用など、より気軽にクラウド環境を導入していただくことが可能になりました。

業務データのグラフ分析機能(v10)について

ワークフローに流れた案件をフィルタした上で、任意の数値データや件数をグラフ集計できるようになります。例えば、「見積フロー」で承認された見積書について「見積金額」の合計を週別の折れ線グラフで表示したり、「問合回答フロー」で受信した質問についてその件数を「質問種類」の別に積み上げ棒グラフ表示したりすることができる様になります。(フィルタリング・チャート)

その他の改良について

例外フロー定義機能の追加

各工程でのルールを設定する際、これまでは「締切時刻」を迎えた際の振る舞いとして「警告を出す」もしくは「停止する」しか設計できませんでしたが、自動的に終了させた上で例外フローに流せるようになります。(BPMNタイマー境界イベント)

ループ工程の制約緩和

業務の流れを設定する際、これまでは自動処理だけのループ構造は認められませんでしたが、「メール送信」(イベント要素)や「スクリプト処理」(サービスタスク要素)などの自動処理だけで構成する事が可能となります。ただし全工程を終了するまでに500ステップを超えてしまった場合、途中エラーとなります。

ダッシュボード機能の追加

処理した件数や全体の案件数など、各機能で生成できるグラフを一括して表示できるようになります。(ダッシュボード)

自動HTTPリクエストの強化

外部システムに対する自動リクエスト処理(OAuth 2.0)において、より多くの通信方式に対応できるようになります。

Release Note: https://support.questetra.com/versions/version-1000/


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