マンガ制作フロー

利用シーン

マンガやイラストは、文章よりも直観的に情報を伝えられることなどから、ビジネスシーンにおいても多用されています。

ホームページや、商品・サービスなどのチラシ、あるいは会社案内の資料や提案書まで、マンガを活用することで「親しみやすさ」が生まれ、ユーザに対する敷居は低くなります。そして、ときには1枚のイラストが「100行の文章」よりも多くの情報を伝えることもあります。そのため、社内にマンガやイラストの制作担当者を雇用している企業も珍しくありません。

しかし、ひと口に「マンガの制作」といっても、制作の各段階における、依頼者と制作担当の打ち合わせや確認作業は欠かせません。また依頼者にとっては、進捗状況がわかりにくかったり、納期の遅れが心配になるケースもあるでしょう。

この『マンガ制作フロー』は、原作シナリオを元に、ラフ・下書き・仕上げの段階を経て、マンガを制作するためのワークフローです。

「原作シナリオの登録」から「作品の完成」まで、プロセスが自動で流れていくため、依頼者と制作担当はメール等でやり取りをする必要がありません。また、工程を移動するたびに、制作状況(ステータス)が上書きされていくため、業務の進捗状況をひと目で把握できます。このように関係者が進捗状況をリアルタイムで把握できるようになることで、納期の遅れも回避しやすくなるでしょう。

本フローは、マンガやイラストだけでなく、同じような工程を繰り返す制作系のさまざまな業務に転用できるワークフローといえます。


【概要】
テンプレート名:マンガ制作フロー

用途:マンガの制作

作成難易度:低

拡張性・汎用性:各段階で確認作業を必要とする制作系の業務

※ダウンロードしたテンプレートは Questetra BPM Suite にインポートしてご利用ください。


ポイント

本ワークフローのポイントは以下の通りです。

  • 制作・確認を繰り返す工程が自動で流れていく
  • 工程を移動するたびに進捗状況が記録される

ポイント1:制作・確認を繰り返す工程が自動で流れていく」について

マンガに限らず制作系の業務では、一般的に「制作」→「提出」→「確認」という工程を繰り返すことが多くなります。

しかし、こうしたやり取りをメールや口頭でおこなうことは、それ自体が大きな手間になる場合もあります。また、メールや口頭でのやり取りには「コミュニケーションの行き違い」といった問題が発生しやすいのも実情です。

『マンガ制作フロー』では、こうした工程が自動で流れていくため、依頼者と制作担当はいちいちメールや口頭でやり取りをする必要がありません。また、本フローでのやり取りはすべて記録されるため、「コミュニケーションの行き違い」も起こりにくいでしょう。

ポイント2:工程を移動するたびに進捗状況が記録される」について

「いま、業務がどの辺まで進んでいるのかわからない」というのは、制作系の業務においてよく挙げられる課題です。

この『マンガ制作フロー』では、「打合せ完了」「ラフ案確認中」「下書き完成」といったように、業務の進捗状況(ステータス)が自動で更新され、入力画面に表示されます。

なお、ワークフローにおいては「いま誰のところに仕事があるか」というポイントも図によって可視化されます。これらの機能により、関係者の「状況がわからない」といったストレスは軽減され、依頼者や制作担当は仕事の優先順位を判断しやすくなるでしょう。


テンプレート設定項目

データ項目(データの入れ物)

番号 設定上の名称 タイプ 用途・備考 フィールド名
1 件名

件名をテキストで入力

2 ▼原作シナリオ▼ ガイドパネル フォーム上に表示される区切り
3 シナリオ 文字(複数行)

原作シナリオをテキストで貼付

q_Scenario

4 シナリオ添付ファイル ファイル 原作シナリオに関するファイルを添付 q_Attachment
5 打合せ希望日時 日時 打合わせの希望日時をカレンダーとプルダウンから選択 q_Date1
6 希望納期

日付(年月日)

希望納期をカレンダーから選択

q_Date2

7

▼コミュニケーション▼

ガイドパネル

フォーム上に表示される区切り

8 打合せ内容の記録

文字(複数行)

打合せの内容をテキストで入力

q_Record

9 案件ステータス(自動記録) 選択(ラジオボタン) 業務の進捗状況を自動で更新して表示 q_Status
10 下書き予算 数値

下書きにかかる予算を計上して入力

q_Rough

11 仕上げ予算 数値

仕上げにかかる予算を計上して入力

q_Final
12 通信 掲示板

テキストでやり取りできる掲示板

q_Correspondence

13 ▼ラフ案の成果物▼ ガイドパネル フォーム上に表示される区切り
14 ラフ案ファイル ファイル ラフ案の成果物ファイルを添付 q_Draft
15 ラフ案の注意事項 文字(複数行) ラフ案についての注意事項をテキストで入力 q_Notes
16 (下書き担当者) ユーザ 下書きの担当者名をセット q_Personnel
17 ▼下書きの成果物▼  ガイドパネル フォーム上に表示される区切り  
18 下書きファイル ファイル 下書きの成果物ファイルを添付 q_Rough_File
19 下書きの注意事項 文字(複数行) 下書きについての注意事項をテキストで入力 q_Rough_Note
20 仕上げ依頼先  ユーザ   仕上げを依頼する担当者名を入力 q_Requestee
 21 ▼仕上げの成果物▼  ガイドパネル フォーム上に表示される区切り  
 22 仕上げファイル  ファイル   仕上げをおこなった成果物のファイルを添付 q_Final_File
 23 仕上げの注意事項  文字(複数行) 仕上げについての注意事項をテキストで入力 q_Final_Note

注意事項

本テンプレートは、Questetra BPM Suite のすべてのエディションでご利用いただけます。

ダウンロードリンクよりテンプレート(アーカイブ)をダウンロードした後、アプリの新規作成時に「アーカイブより作成」を選択して、テンプレートをアップロードするとアプリとしてご利用いただけます。データ項目の名称や各工程の名称は変更可能ですので、ご利用環境に応じて適宜修正の上ご利用下さい。

無料でスタートできる Questetra BPM Suite

制作系の業務においては、依頼者の意向を確認しつつ作業を進めることが重要であり、そのため何度も「制作」→「確認」といった工程が繰り返されることになります。『マンガ制作フロー』はこうした作業に伴うやり取りの手間やストレスを軽減し、進捗状況を可視化するワークフローです。

ワークフローや BPM ツールといったソフトウェアの多くは、サーバへのセットアップなど利用するまでの準備が大変ですが、Questetra BPM Suiteお申し込み後すぐに利用できるクラウド型のサービスです。制作業務のプロセスを自動化して、業務や制作物の品質向上をサポートする『マンガ制作フロー』を、無料でスタートできる Questetra BPM Suite でぜひお試しください。

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