こんにちわ!矢作です!

ワークフローの中に「並列」で処理できるところを見つけると、生産性を大幅に高めることができます。今回の記事では、ワークフローにおける「並列」処理について書きます。

ワークフローにおける「並列」処理とは

ワークフローは、製品を作る、サービスを提供する、というように何らかの成果を上げるために必要な工程(作業)を、適切な順番に並べ矢印で繋いだものです。

このワークフロー図の中の工程と工程をつなぐ方法には2つの種類があります。「直列」と「並列」です。

「直列」と「並列」の説明をする際、「仕事のボール」を意識する必要があるのですが、「仕事のボール」とは、ワークフロー図の中で、今、どこの工程に取り掛かっているのか、どの工程が処理中であるのか、を示すものです。

「直列」のつなぎ方は、ある工程に仕事のボールがあるとき(ある工程が処理中であるとき)、他の工程には仕事のボールが存在しないようなつなぎ方を言います。

一方「並列」のつなぎ方とは、ある工程にボールがあるとき、他の工程にも同時に仕事のボールが存在しうるようなつなぎ方を言います。「並列」の場合、最初は一つだった仕事のボールが、あるタイミングで2つ以上になりうることを意味します。

「並列」処理のメリット

ワークフロー図をじーっと眺めていて、「並列」処理にできる部分を見つけることができたのであれば、それは大きな業務改善のチャンスです。

工程を並列につなぎ、同時に複数の工程を処理できるようになると、そのフロー全体の開始から終了までの時間を短縮できるようになります。これが「並列」処理の最大のメリットです。

工程Aにかかる時間を t1、工程Bにかかる時間を t2 とする時、工程Aと工程Bが直列につながれていると、この2つの工程が終了する時間は t1 + t2 となります。しかし、工程A と工程B が並列につながれている場合、この2つの工程が終了する時間は、t1 と t2 のいずれか大きい方になります。

「直列の場合 t1 + t2 > 並列 t1 または t2」となり、明らかに並列処理の方がワークフロー全体にかかる処理時間を短縮できることがわかります。

並列処理にはこのようなメリットがあるので、ワークフロー図の中に「並列」処理にできる部分がないか、業務の見直しも含めて検討することは、価値のあることだと思います。

「並列」処理は管理が難しい!?

ワークフローの中に「並列」処理を入れることで、前節で書いたようなメリットを得ることができるようになります。しかし、「並列」処理を入れることにより、管理が難しくなるという課題も発生します。

ひとつだった仕事のボールが、途中から複数に分裂することになりますので、それぞれのボールがどこにあるのか?を管理することが難しくなるのです。

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並列処理の管理は、ワークフローシステム(BPMシステム)を利用することでカンタンになります。また、並列処理により業務改善ができた事例もあります。今後も並列処理のことについて記事に書きたいと思います。

今回はここまで!

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