※ 2020年10月に「G Suite」の名称は「Google Workspace」に変更されました。
システム連携ネタでよくブログを書いている日下です。
※ちなみにこれまでのネタはこちら
今回はいつもとは違うネタで書いてみました。
会社のテレワーク環境のおかげで
テレワーク環境のためのツール
最後に
PTA 会長をしました
昨年度の1年間、私は子どもの通う小学校の PTA 会長をしました。
入学式や卒業式の挨拶をはじめ、いろいろと顔を出さないといけないことが多くありました。そしてその多くは平日の昼間です・・・そういうこともあり、これまでは主に自営の方や自宅近くで仕事をされている方が会長をされているケースが多かったようです。
私は、他で地域のお手伝いをしていたこともあり、前の前の会長より相談を受け、他ではできない貴重な経験ができるのではないか、ということで引き受けることにしました。
当然ながら全部の用件に出ることはできない(それは自営の方でもそうですが)と理解してもらった上で、優先度の高いものにはなるべく出席するよう対応しました。
そのため、平日の午前中に半日休む/午後に半日休む/夕方早めに帰宅する/終日休む、といったことが毎月何度かずつ発生しました。1年を通してみると、結構な回数があったと思います(半休・1日休の回数をあわせると25回を超えてました。これだけ有給消化した年度は社会人になって初めてだったと思います)。
会社のテレワーク環境のおかげで
そんな中、会社でテレワーク環境が整備されていたことで、いろいろ助かった面がありました。
- 小学校にいる間のすきま時間で仕事のメールを処理する、またメールや SNS を使って急ぎの対応をリモートで実施する
- 早めに帰宅して用件が済んだ後に自宅で仕事をこなす
- 半日休みの予定が少し時間が延びてしまった場合に、移動時間の節約のために自宅作業に切替
(家から会社までの移動時間は30~40分程度で、往復で1時間強を無駄にするのでもったいない。外出アポ等がない日に限定されますが)
※PTA とは関係ないですが、インフルエンザ回復後の出勤不可時にも、自宅からお客様と Web 会議で打合せしたこともありました。
いずれもテレワークの標準的なメリットといえばその通りなのですが、あらためてテレワークの価値が大きかった/だいぶ助かったと感じた次第です。
もしこのテレワーク環境がなかったとしたら
- 気持ちに余裕を持って半日抜けるといったことがしづらいので、顔を出す機会を減らさざるをえなかった(中には講演を聴くといったこともあり、いろいろ気づきが得られたのですが、そういった話を聴く機会等は削らざる得なかったかと)
- リモート対応もできない状態で不在がちになることで、自社内の他のメンバへの負担が増えてしまうことになった
- 移動時間による無駄がもっと発生していた
といったことが想定されます。
テレワーク環境のためのツール
うちの会社の主なテレワークツールは以下です。
- G Suite(Google Apps)
メール、カレンダ、ファイル管理、Web会議、ポータル - Questetra BPM Suite
営業業務に関する案件管理・見積管理・リード管理など、各種申請、社内ソーシャル(社内 SNS)
自社ツールも含めての話ですので、自画自賛になってしまう部分はありますが、テレワーク環境があったことで、よりよい形で対応ができたのは間違いなく、強い後ろ盾になってくれた、と考えています。
最後に
仕事の内容等にもよりますが、世間でもっとテレワークの環境が普及して無駄が減らせれば、社会全体の残業時間が減る・各自が自分の時間を有効活用できる、と社会としてよい方向に向かうのではないでしょうか。
テレワーク環境がないと全くできないというわけではありませんが、私自身はこのような形で PTA 会長を経験して、いろいろ得るものがあり、引き受けてよかったと思っています(余談ですが、挨拶をする機会が非常に多くありました。以前は大勢の人の前で話すのは嫌でしたが、何事も慣れるとどうにかなるものです)。