kintone の「プロセス管理」で困ったときに(その2)
クラウド型 BPM ワークフロー Questetra から kintone にデータを送付する方法

 

システム連携ネタでよくブログを書いている日下です。
※ちなみにこれまでのネタはこちら

 

前回の記事(「kintone のプロセス管理で困ったときに」)につづいて、サイボウズ社の「kintone」との連携について紹介します。
前回は kintone → Questetra の連携について書きましたが、今回はその続きで、処理した結果を Questetra → kintone に連携する方法について説明します。

 

目次
1: Questetra と kintone との連携の仕組み
2: kintone 側の設定(受信の準備)
3: Questetra 側の設定(送信の設定)
4: まとめ

 

1: Questetra と kintone との連携の仕組み


それぞれ以下の設定を行います。

  • kintone 側:API トークンの準備
  • Questetra 側:JSON データを生成して http リクエストで kintone に送るよう設定

 

2: kintone 側の設定(受信の準備)

API トークンの準備については、以下が参考になりました。
 cybozu developer network「APIトークンを使ってみよう」
今回はデータを更新しますので「レコード編集」ができるようにしてください。また API トークンは後で設定に使うのでコピーしておいてください。

 

3: Questetra 側の設定(送信の設定)

以下の左側の「サービスタスク(データ設定)」で JSON データを生成し、右側の「メッセージ送信中間イベント(HTTP)」でその作成した JSON データを http リクエストで送付できるように設定します。

※「サービスタスク(データ設定)」の詳細については以下をご覧ください。
 M227: 業務データの結合や四則演算が自動実行されるように設定する
※「メッセージ送信中間イベント(HTTP)」の詳細については以下をご覧ください。
 M225: 業務データを組み込んだHTTPリクエストが、自動的に送信されるように設定する

業務の流れは、前回の記事と同じく以下の通りです。

Questetra 側のデータ項目設定は以下としました(kintone との連携に関するもののみ記載)。
※「(error)」、「(response)」は kintone との通信結果を残すためのデータです。正常に処理された場合には無視してもらって大丈夫です。

データ定義番号 データ項目名 データ型
9 レコード番号 数値型
2 顧客担当者名 文字型
3 顧客メールアドレス 文字型
5 更新後の契約期限 日付型
10 json 文字型(複数行)
11 (error) 文字型(複数行)
12 (response) 文字型(複数行)

「サービスタスク(データ設定)」の設定は、結果を保存するデータ項目は「json」で、式は以下としました。
※●●●とした app の id は kintone の環境ごとに変わりますので、それにあわせて変更してください。
※JSON でエスケープしないといけない文字種が入る可能性を考慮して「#escapeEcmaScript()」を入れてあります。

{
  "app": "●●●",
  "id": "#{data['9']}",
  "record": {
    "customerUserName": {
      "value": "#{#escapeEcmaScript(data['2'])}"
    },
    "customerUserEmail": {
      "value": "#{#escapeEcmaScript(data['3'])}"
    },
    "expireDate": {
      "value": "#{data['5']}"
    }
  }
}

また、「メッセージ送信中間イベント(HTTP)」の設定は以下としました。
※注意すべきポイントは、今回はデータ更新ですので、「HTTP Method」が「PUT」になる点です。

※kintone 側で準備した API トークンはここで使います。


 

4: まとめ

以上の設定で、Questetra 側で業務が進むと kintone にデータが送付され、kintone 側のデータが更新されます。
つまり、このような形で kinotne の「プロセス管理」の部分を Questetra に切り出すことができます。

もし、ご質問等がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

 

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