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「Web会議って、どうなん?」 「使い方、どうなん?」 バックリ聞かれても困るのだが、コレが結構な頻度で聞かれる。だんだんFAQ(よくある質問)みたいになってきたので、これまでの回答をまとめてみた/みる。(逐次追記中?)

1. どうなん?(総評)

  • Q: Web会議って、どうなん?(バックリ)
  • A: 使ってますヨ。便利ですよ!(バックリ)

今となっては「無いと困るツール」(必須ツール)です。

使い始めて8年くらいになります。おそらく “メール” や “ケータイ電話” と同レベルです。

具体的には Google 社 G Suite サービス内の「Meet」を使ってミーティングしてます。ウチでは、定例の業務進捗報告会だけでなく、部門内ミーティングや、社外の方との打ち合わせ(サポート含む)にも積極的に利用されています。

ちなみに、業務進捗報告会は『週次報告会』や『月次報告会』って呼んでます。ワタシ自身が “主催者” になっているミーティングだけでも、軽く100回を超えた計算になります(数えてナイ)。”テレワーク3形態のヒト” や “出張がちなヒト” など、リモートワークな方が多い会社なので、とても重宝しています。

<2020-04-14追記>
2020年04月10日に、正式名称が変更になったようです。「Hangouts Meet」⇒「Google Meet」
◇Google、企業向け「G Suite」の「Hangouts Meet/Chat」を「Google Meet/Chat」に改称
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/10/news070.html
以降に記載されている「Hangouts Meet」「Google Meet」と、読み替えて下さい。

※2020年10月に「G Suite」は「Google Workspace」に名称変更されました。

2. ナンなん?(製品)

  • Q: Meet ってナンなん?
  • A: ビデオ会議です!

Meet” (Hangouts Meet) と呼ばれるクラウド製品で、”Meeting” (ミーティング)ができます(”お肉”[Meat]ではありません)。

パソコンやスマホを使って、バーチャルな会議室に “入室” できます。「カメラ画像」だけでなく「パソコン画面上の資料」も全員で共有できます。正式には “ビデオ会議” と呼ぶそうです。が、ウチでは “Web会議を開く” とか “ネットミーティングに入る” とか “オンラインミーティングする” とか…。呼ばれ方はバラバラです。

もし、”Webex”、”Zoom”、”Skype for Business” といった製品を使ったことがあれば「そんな感じ」です。機能面でそれ以上に知りたいことがあれば製品サイトへ(逃)。。。 (ラーニングセンター)

どうでもイイ話ですが「Hangouts Meet」と「Hangouts」は、いちお別の製品です。アクセスURLもチガイます。(でも、似たようなものです。)

Hangouts Meet従来のハングアウト
会議の
最大参加者数
G Suite Basic – 100 人
G Suite for Education – 100 人
G Suite Business – 150 人
G Suite Enterprise – 250 人
G Suite Enterprise for Education – 250 人
25 人
会議への
参加方法
ブラウザ
モバイルアプリ経由
Google カレンダー
会議へのリンク(URL)やコード
電話からのダイヤルイン
Hangouts Meet ハードウェア
ブラウザ
モバイルアプリ経由
Gmail とカレンダー
Hangouts Meet ハードウェア
会議の録画G Suite Enterprise
G Suite Enterprise for Education
(録画は不可)

「Hangouts Meet と 従来のハングアウト」より抜粋)

最近(2019-10)最大参加者数が、(G Suite Business の場合)、「25人」から「150人」に増えたトコです。加えて、昨日(2020-03-04)、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流行拡大により、一時的に「各会議の最大参加者数は250人に引き上げ」られたそうです(録画もデキル!)。

3. おいくら万円?(経費)

  • Q: めっちゃ高いんちゃうん?
  • A: 個人的にはお安いと思ってるよ。

もろもろセットで、ユーザ月額1360円(G Suite Business の場合)です。

100人いたら毎月13万円です。(2020年3月現在)(本家の価格表

“Hangouts Meet” は “G Suite” というクラウドツールのセット商品(←IT業界では「Suite 製品」と言ふ)の一部になっています。なので価格比較しづらいですね。

いちお、、、”紹介するとご褒美をもらえる会”(G Suite ご紹介プログラム)には入っているのですが、なんかこのブログがステマっぽくなる(〇疑問回答 ×広告宣伝)ので、リンクは控えておきます。(どうしても知りたいなら探してw/問い合わせフォームもアリですw)

4. イケてる?(性能)

  • Q: ちゃんと聞こえる?ちゃんと喋れる?
  • A: ウチは「最大100Mbps」の回線で十分な感じ。

そもそも通信回線(帯域)はあまり問題にならないと感じています。(Wi-Fi 利用も無問題)

むしろ「発表者のパソコン性能」の方が重要だと感じています。発表者のMemoryリソースやCPUリソースが枯渇して、ひと昔前の “衛星中継” みたいな時差コミュニケーションになってしまったケースが何度かあります。みんなが Core i3-2000番台以上[≒第2世代以上、≒2011年以降の発売]で、メモリを2GB以上つんでいるマシンを使っていれば大丈夫!?!(←新しいに越したことはない)

ちなみに、もし「遅い」と感じれば画質を落とせば良いようです。同じ拠点の10人が使っても数メガbpsしか使わないようです。
(ネットワークの追加要件)

5. ムズイん?(ITリテラシ)

  • Q: ITベンチャーやからチャウん?
  • A: どんな会社でも使えると思いますよ!

パソコンやスマホが使える方なら「誰でも “入室” できる」と思いますよ。

60歳を超えている社外取締役の方でも、特に何の説明もせず、無事に “入室” できました/ています(使い方自体はカンタン)。むしろ “招待URL” を送り付けても不審がられないことが重要カモ、です。

一方で “主催者” になるには「慣れ」が必要かもしれません。それでも「なにか特別なIT知識」は問われるようなことはありません。また、「G Suite 内にある様々なツールを全部(アレコレ)使いこなす」という視点に立てば、やっぱり “IT系企業向け” と言わざるを得ないような気もします。(←それでも、昔に比べれば随分カンタンに/フレンドリーになってきた)

6. ナンデ始めたん?(動機)

  • Q: ふつうの会議でエエやん?
  • A: はい。単なる好奇心です!

そもそも「クラウド製品を使ってみるコト」自体に興味があるのです(じつわ、我が社もクラウド製品を作っているので)。

なので基本的には「新しいツールを楽しもう」というノリでした。(ひょっとして「生産性が向上するかも?」と妄想したのは事実です)

実際、当初(2012-01ごろ)は、「プロジェクタ」にも「ビデオ会議」にも、、、つまりどちらにも資料投影しなければならなかったので、発表者によってはモゴモゴしてました。まぁ、メンドくさかったように記憶しています。また、当時は “コンシューマ向けツール” だったので、お遊び機能がイッパイありました。。。(←今はナイ)

ちなみに、クラウド型オフィス『G Suite』は会社創業の日(2008年4月)に導入しました。(当時の名前は “Google Apps for Your Domain” から “Google Apps Premier Edition” で “Google Apps Vault” になって “Google Apps Unlimited” で “G Suite Business” かな?) 最近では、クラウド型CMS『WordPress.com』を “サードパーティ・プラグイン” が利用できるようなったタイミングでスグに導入しました。 そう言えば、前職は、クラウド型CRM『Synergy!』の共同創業(2005-06)した人間だったりもします。つまり、クラウド大好きです。

7. ナンか変わった?(社内変化)

  • Q: やっぱり会議室なん?
  • A: いいえ。自席です。

リモートワークの方が増えて「ビデオ会議」は必須になったのですが、その後、オフィス内に居るヒトも「自席参加」になりました。

というのも、3年ほどたったある日(2015-01)に “プロジェクタ” が別件に供用されたことがあり、「全員自席にて Video Hangout。各自イヤホン+マイクの準備ヨロ!」という日がありました(”本体マイク” はダメ。とくにキーボード音がヤカマシイ)。そして、その週以降は、「イヤホンあるヒトは自席参加OK」というルールに変わりました。そして2018年1月には “プロジェクタ” の準備が邪魔くさくなって「全員自席参加」になった次第です。

2018年1月に「Hangouts」から「Hangouts Meet」へ移行しました。画面共有の方法がちょっと変わったくらいで、誰も気にも止めない感じだったように思います。

8. 工夫必要?(情報共有)

  • Q: 資料ダイジ? 飲み会(裏会議)もダイジ?
  • A: ウチの場合は無いです。

きっと「会議の進め方」みたいな話と同じ (普遍的な話) なのだと思います。

そもそも、CEOたるワタシが “不毛な会議” がキライなので、(加えてペーパーレスとキャッシュレスと「ミーティングレス」を公言していることもあって)、以前から「発表資料を作って書いてあることをしゃべる」というルールになっていました。ただ、”会議室でのミーティング” だと資料を印刷しがち。。。(← 今でも、社外の方とのミーティングの時などは、印刷してしまう。資源の浪費ゴメン>地球)

それが “自席参加ビデオ会議” だと、むしろ、『発表資料が隅々までハッキリ見える』、『報告資料が間違っていたら発表中に修正してもらえる』となるので都合よいです。(決定事項を後で検索するのもカンタン)

また、”自席参加” なので、あらかじめ “入室” しておいても時間を無駄にすることはありません。いつも定時の15分くらい前からポロポロと入室するヒトがいる感じですが、開始直前までみんな仕事してます。会議中も『関係なさげな報告発表の時には “内職” しちゃう』というスタイルにもなったように思います。もともと、縁遠い部門の情報まで全員が真剣に聞くなんて無意味だし、各自それぞれに生産性の向上を目指せばよいと思います。

ということで、”資料” というか “予めの準備/発表事項の事前整理” は大事だと思います(←アタリマエやん)。でも、ビデオ会議になったからと言って、 “飲みニケーション” や “たばこミュニケーション” (古っ)といった「裏会議」は必要ないと思います。

ちなみに業務時間中の “会話” もありません(←なんかサミシイ表現だなぁ)。つまり、定型業務は全部ワークフローです。雑談は全部チャットです。なので、事務所内はサナガラ “図書館” とか “自習室” といった感じです。(でも、ソコを意識しておかないと、リモートワーカーさん達がハミゴになっちゃう)

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