少し前の話になりますが、日経コンピュータ2015.10.01号で「超高速開発」についての特集記事がありました。その中で超高速開発ツールの1つとして、クエステトラが提供するクラウド型 BPM ワークフローシステム「Questetra BPM Suite」(以下、「Questetra」)を取り上げていただきました。
ということで、今回は「超高速開発」について書いてみました。

そもそも「超高速開発」とは何なのか?
簡単に言うと、開発生産性の高いツール(「超高速開発ツール」)を活用した開発です。
「超高速開発」という言葉については、2013~2014年ごろに目にされた/耳にされたことがある方も多いかと思います。
2013年8月に「超高速開発コミュニティ」が立ち上がりました。またそのコミュニティを中心に2014年5月に「超高速開発が企業システムに革命を起こす」という書籍が発売されました。
その後「超高速開発コミュニティ」については、現在会員企業が200社近くになっているようです。(クエステトラはコミュニティには参加しておりませんが、この書籍の執筆には参加しました。)

超高速開発が企業システムに革命を起こす
一般社団法人ICT経営パートナーズ協会(著)
関 隆明(監修)
開発する量を減らす(設定だけで済むようにする、開発が必要な部分を局所化する等)ことで、開発生産性が高い・開発が速いといったことにつながります。また開発する量を減らすことで、品質を高める効果もあります。
「超高速開発ツール」と呼ばれるものの中には、設定だけでシステムができあがるものやプログラムコードが自動生成されるもの等、様々なタイプのものがあります。また「超高速開発」という言い方はされていませんが、「ノンコーディング」をアピールされているアプレッソさんの「DataSpider Servista」や、「ファストシステム」としてアピールされているサイボウズさんの「kintone」等も「超高速開発ツール」に含まれると言えます。
どう高速なのか?
具体的にどう高速なのか、Questetra の事例で詳しくご紹介します。
Questetra は、業務フローをドラッグ&ドロップで描いて、データ項目等の設定をすることで、画面が自動生成され、業務システムができあがるというツールです。

プログラムコードを記載せず、設定によりシステム構築できますので、あらかじめ業務ルールが明確になっている場合には、1時間程度で業務システムを立ち上げることが可能なケースもあります。(対象業務の規模・複雑度によります)
具体的なお客様での事例として、リクルート様では、開発期間・コストともに当初予定の1/3以下で実現できた、というケースもありました。また対象業務の種類としても、申請書類の電子化から問合せ/インシデント管理や制作等の工程管理のシステム化等、様々な業務のシステム化の実績があります。
無料で試せる超高速開発ツール
Questetra は以下の Web フォームからの申込で無料お試しアカウント(期間制限/機能制限なし)が準備されますので、ぜひ一度「超高速開発」を体験してみてください。
※※無料お試しアカウントの利用期間は60日間です。
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※TL026 に Questetra BPM Suite について記載あり